有給の取得は
会社の風土に大きく
左右されるために
一括りに議論しづらいのが
大きな特徴です。
社労士志願時代に
労働基準法は
そこそこ勉強を
しましたが(つらかった)
時間単位での
取得に制限が
かかっていたのは
有給制度の本来の趣旨が
「1日ゆっくり休んでね」
というものであったため
時間単位だと十分な
休息を取ることが難しく
趣旨と相反するという
考えがあったからです。
しかし多様性が
重要視される昨今では
有給は決して
「明日の労働に備えてゆっくりと
体を休めるためだけのもの」
ではなくなりつつあります。
細々とした用事や
家族のサポートなどの
「中抜け」のような形で
使用したいという要望が
多くなってきたことで
今回の制度変更に
踏み切ったのではないかと
思いました。
■
そしてここからは
完全な自慢ですが、
弊課は有給消化率が
社内で一番高く、
現状の数字を見ても
昨年に続いて恐らく
一位抜けの予定です。
僕がペーペーだった
10年前くらいのデータを
紐解いてみると
当時は全くそんな
雰囲気ではなく
それは時代による
背景もあっただろうと
思いますが、
そこから
業務ローテーションや
相互理解の雰囲気づくり、
「いつでも休めるよ!」の
意識改革など
様々な道のりを
歩んできました。
そして何より
僕自身が率先して
バシバシと有給を
消化することが
何よりも大事だと
思っています。
これは冗談抜きで
きっと本当にそう。
これからも皆に背中を
見せていこうと思います。
洋介の写メ日記
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有給休暇の時間単位取得の上限が伸びた話 洋介洋介