オワコン=終わったコンテンツ
…の略称ですね。
「〇〇がオワコンだ!」という
言説を唱える方は
どの分野でも
一定数いらっしゃるもので
ネット上でのこういう議論は
珍しくありません。
しかし、
そのオワコンとされる
対象物について
年間の売上の昨対比など
明確な資料を提示しつつ
「こういう論拠がありますので
このように○○はもうオワコンです」
…と、正確なデータに
基づいてお話される方は
そうでない方に比べて
非常に少ない傾向に
ある気がしています。
■
私見ですがこの
「◯◯はオワコン説」を
唱える方の中には、
その世界を知り
足を踏み入れた初期に
用意されたコンテンツや、
界隈に巻き起こる諸問題、
そこで出会う人々などが
とても目新しく、
驚き、感動、ワクワクなど
心が突き動かされたことが
あったものの
それらの体験を味わってから
時間が経ち
知識も豊富になるにつれ
そういったものごとに
慣れや飽きが到来し
以前は目新しかったものが
すこし色褪せて、
陰りをおびて見えた。
そんな時期に
自分が持つ
慣れ・飽き・知識・経験などを
背景にして、
「◯◯はオワコン」という
考えが導き出されるケースも
あるのかもしれません。
■
僕達はものごとを考える時に
様々な前提をもとに
結論を導きだしますが
その前提とした
データを全て明確に
自覚しているかというと
そうでないことも
往々にしてあるもので
今回のように
「〇〇はオワコン」説を
唱えた際に、
自分がどのような根拠をもって
その考えにいたったのか。
自分の内面をしっかりと
深堀りして把握していくことも
とても大事で、
結論が変わってくることすら
ありえます。
「○○は世間ではもうオワコン」と
「○○は自分にとってはもうオワコン」は
発言者にとっては大差がないものだと
思いますが、
聞き手側からすると
ベン図に起こした際に
意味合いがまるで違いますので。
■
眼の前にある事象や
自分の直感も
非常に大切なものでは
ありますが、
やはり何事も
長期スパンでものごとを
見ていくことが非常に重要で
ビジネスであれば
それはなおさらです。
弊店内でこのあたりの感覚が
非常に優れているのが
オーナー、アーメンくん
セラピストなら
高橋さんあたりかなと僕は
勝手に思っています。
このお三方は
非常に落ち着いた話ができて
俯瞰してものごとを見ることが
日常にできているような
印象がありますね。
■
「オワコン」とは
文字通り
「終わったコンテンツ」
のことを指します。
飲食チェーンや
ソシャゲの
流行り廃りが良い例ですが
一つのコンテンツが
本当に「オワコン」の
サインを出すのは
具体的な数字や報道が
メディアに出てくる
フェーズあたりが
一つの目安では
ないでしょうか。
事業の管理は
長期スパンで目標を設定し
それを土台に短期で
石を打っていくことが
基本ですから
まだまだ結果を
ジャッジするには
歴史が全く足りていない
状況にあると
僕は思っています。
洋介の写メ日記
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女風はオワコンだとおもいますか 洋介洋介