職場に日本史、世界史問わず
歴史が大好きなひとが
いるんですが、
いつも見るたびに
ちがう本を読んでて
すごく楽しそうです。
歴史が趣味のひとって
いいですよね。
どれだけ掘っても掘っても
コンテンツが尽きることが
ないわけですから。
一生をかけても楽しみ尽くせない
趣味になります。
昔、僕が静岡に住んでいたころ
静岡の各地を案内するツアーを
親、友人知人を相手に
6回くらい企画して
静岡の魅力を布教してたんですが
僕が案内してたのは主に
ペンギン抱っことかそういう
東京ではありえない
わかりやすいコンテンツが
メインでした。
しかしとある回で、
その時の相手の一人が急に、
「韮山反射炉にいきたい」
といいだしたんです。
ちなみに名前すら僕は
読めなかったんですが
「にらやまはんしゃろ」と
読むようです。
静岡のメジャーな観光地は
割とマスターした僕にとって
彼の発言は「え、なにそれ?」
という感じだったんですが、
どうも韮山反射炉とは
世界的に有名な製鉄の
反射炉(まだよくわかってない)
のようで非常に有名な
史跡らしくて。
僕の教養が極端に低いのは
置いておくとして、
歴史を知っていると、
こういった場所に行った時に
背景がわかっているので
普通に史跡を見るよりも
圧倒的に楽しむことが
できるんですよね。
世界が倍以上の輝きを
放つんです。
そもそも僕ひとりだったら
そんな場所が存在することすら
知らなかったわけで。
行ってみたら結構な人数の
観光客がいてびっくりしました。
なんてことない建造物と
資料館がポツンとあるくらい
だったんですが。
だから歴史が趣味のひと、
教養が高いひとっていうのは
人生をより深く楽しむことが
できるんだなあとその時
しみじみと感じた次第です。
本当は自分の職場のひとが
1mmも歴史に興味ない
僕に向かって
「この前大河で三成がさあ」
…と、さも僕が
石田三成に興味があって
当然みたいなトーンで
話しかけてくるのに少々
困惑している…という話を
書くつもりだったんですが、
全然違う話になりました。
洋介の写メ日記
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歴史好きなひとっていいなあというお話し 洋介洋介