いえ、基本はダメなのです。
彼らの胃腸は人間のそれよりも
消化できるものと、
吸収できる栄養素が
非常に限られており、
肉食動物のフェレットが
うどんを食べたとしても
栄養素が吸収できない&消化できないの
コンボでほぼ体内から排出されるはずです。
ではなぜこんなにも本来の
食べ物ではないうどんに
固執しているかといいますと、
フェレットの保持する能力として
「とにかく賢くない」
…というものがあり、
好奇心が非常に旺盛なことも相まって
彼らは目に入った物をとりあえず
なんでも食べてしまう癖があります。
りんごなどの果物でしたら
まだ出てくるものが水っけたっぷりの
床を大きく汚す白めの何かに
なるくらいで被害も少ないのですが、
これが食べ物以外の物を体内に
入れてしまうとかなり大変です。
代表的なものがティッシュなどの
紙類でして、こういったものは
基本は排泄物として出てきますが
稀に体内で詰まって非常に大きな
健康被害を引き起こすことがあります。
近年はフェレットを見てくれる
お医者様もだいぶ増えていますが
昔は数が少なかったこともあり
治療費も高額だったので、
万が一の事態に備えて
アニコムなどの動物保険に
加入をしておいたり
余計な物は床におかないなどの
自衛作を講じることが
フェレットの飼育ではとても
大事であるとされていました。
自分の家族のことですから
責任をもって我々が注意して
あげないといけないという
考え方が飼育書では
メジャーだったと思います。
しかしそうはいっても
狭いところならどこでも潜るし
見つけたものはとにかくなんでも
食べてしまう可能性があるので
うちのフェレットもよく
紙入りの排泄物を出していました^^;
