あんまり作品を見ての感想は書きませんが
生まれて初めて小劇場に
お芝居を見に行ってきたので
書いてみたいと思います。
ネタバレはないと言いつつも
二言ほど気になったセリフが
でてきます。
■お客さんの数
30人~40人くらい?だったと思います。
後ろはまだまだ空きがあって、
人数的にはまだ倍は
入ったと思います。
当日券も売っていました。
■男女比
4対6くらいで女性が多かったです。
■座席
パイプ椅子的な椅子で、
隣の人と方がスレスレくらいには
距離が近いです。
■物販
出演者サイン入りポスター(1000円)のみです。
■なぜ見に行ったか
①少しでもお客様心理の勉強に
なればと思いました。
②女風の超複雑かつ繊細な世界が
どれほど舞台の上で描かれているのかを
見てみたかったです。
③女風というものが世間でどのような
捉え方をされているか、
一面だとしてもそれがどんなものか、
自分の目で生で見てみたかったです。
■見に行った動機の達成度合い
そもそ女風としてのリアルさを
重視しては描かれていませんでした。
例をあげるとキリがないので
そこは細々と取り上げはしません。
これはリアルなものではなく
パロディーとかドラマとして見るものだと
捉えて見ていました。
■印象に残ったセリフ1
素直にしてほしいことを伝えられない
主人公に対して
「その我慢は誰のためだ」
…と、問いかけるシーンがあり、
そこは凄く印象に残りました。
女風の要望に限らず、
自分の心の中で自分に見栄をはったり
変にかっこつけたり、
恥ずかしがったりして
言いたいことや思ったことが
言えないことって
日常的にあったりすると思います。
それは自分で自分を苦しめているのに
その壁をどうしても越えられなかったり
そもそもそんな自分に気付けていなかったりって
あったりするなあ…と思いながら
聞いていました。
■印象に残ったセリフ2
超冒頭だったのでニュアンスでしか
覚えてないのですが、
肌を見せることを恥ずかしがる
主人公に対して、
「一番恥ずかしいのは身体を見せることではない、
頭の中を見られることが恥ずかしいんだ」
…と、叱咤するようなシーンがありました。
ここでは「頭の中=性欲」的な文脈
だったと思います(うろ覚え
これも女風に限らず、自分の考えを
ストレートに自己開示することが
恥ずかしかったりすることって
あると思います。
日常的に頭の中を見せることを
自分は恥ずかしがってるな…と
改めて思うと共に、
それを極限まで見せられる相手は、
「裸」を見せる相手よりも
信頼していることなんだな。
心とはそれほどに大事なもので
それを上手に開いて伺っていくことが
施術の鍵なんだな…と改めて
思いつつ聞いていました。
■友達に見に行きたいと勧められるか
僕はおすすめをします。
女風の勉強としてではなくて、
普通にお芝居として面白かったためです。
逆に女風要素は感じるようで
あまり感じないかもしれません。
お芝居としてはもう一回
見に行ってみたいなと思うくらいに
僕は好きでした。