女風業とホスト業との違いを
よく考えるのですが、
ホストってお客様がお金を
お支払いすることを
かなりリアルに当然のこととして
会話の文脈に取り込むことに
成功していると思います。
しかし、女風はまだちょっと
そこと違うムードがあって、
お金の話って繊細な
印象を受けがちかなと
思っています。
古来より日本では
お金の話は卑しいと
される風潮があることも
背景にありますし、
男女の間にお金が
発生していることを
わざわざ意識させるのも
非常にヤボな話と
思うお気持ちも有る方も
いらっしゃると思います。
しかし「お金が発生する」
…という事実に妙に
蓋をしてしまうと
今度は逆にキャスト側に
「責任感」が欠落してしまう原因にも
なってしまっているのかなと
思ったりしています。
「僕らがやってるのはビジネスだ。」
「接客は仕事なんだ！」って声高に
唱えてる人って少数派で。
どちらかといえば
ディズニーランドみたいな
夢の世界の選出に舵を
切りがちなのかなと
思っています。
別にそれも全然悪いことじゃ
もちろんないです。
でも「お金＝対価」を
いただいたらそれはもう
「プロとしてのお仕事」
ですからね。
それをもう少し双方が
気持ちよく捉えて、
正面から唱えられる
空気が出来ると、
「規定のサービスがなかった」
なんていう馬鹿げた問題も
減っていくだろうし、
また世界も少し
変わったりするのかも
しれませんね。
兼業であっても
副業であっても
プロはプロですから、
キャスト側も
施術にしっかりとした
プロ意識を持てる
風土が醸造されるのは
悪いことではないと
思っています。
