その昔、セガサターンという
ゲームハードがありました。
ゲームソフトの説明をするのに
対応ハードの説明から
しなくてはいけない…。
そのくらい古いものです。
形式は「サウンドノベル」という
ジャンルで、今ではもう
全く珍しくない
文章を読みながら選択肢を
選んで、物語を進めるというゲームです。
この「サウンドノベル」という
ジャンルのゲームを開発したのが
発売元である「チュンソフト」で、
しかもそれまで登場人物は
イラストなどで表現されて
いたんですが、
それを実写で表現した本作は
非常に画期的なソフトでしたし、
物語も群像劇でとっても
面白いものでした。
これらのマインドは、後継作と
いってもよい「428」に
受け継がれていきます。
ちなみにこの「街」は
売れてなかった頃の
窪塚洋介や、北陽なんかが
出てることでも有名なんですが、
もうこの二人も知らない世代は
知らないかもしれませんね。
時代は流れゆくものなんだな…と
感じる一作ですが、
僕は大好きなゲームです。