「あれ」とか「それ」とか
指示語?っていうんでしたっけ?
こういう言葉っていうのは
前後の文脈があるから
言葉の対象が決まるんですよね。
僕らは身の回りにあるものごとっていうのは
最初から存在していて、
それに言葉っていうもので
名前や概念を貼り付けているような
イメージをしていることが多いんですが、
大昔、「いや、それは違うでしょ」って
考えた人がいました。
世界があって言葉があるんじゃなくて、
「言葉が世界を区切っているんだ」って
いう発想です。
だから、どのように
言葉で世界を
区切るかということで
世界の形は変わってくるんだと
考えたんですね。
僕らは普段から言葉に
囲まれて生きていますが、
こうなるともう言葉=世界であると
いっても過言ではありません。
そう考えると言葉ってどれほど
大切かが改めて実感できます。
自分が何を考えているかを
相手に伝える方法、
自分と相手をつなぐ架け橋になる
とても大事なもの。
キャストになるとあらゆるシーンで
それが必要になることが多くありますので
相手に丁寧に説明するということを
訓練し続けていきたいと思います。
洋介の写メ日記
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言葉のたいせつさ洋介