昨日、またハンターが
鹿と間違えて山中で
人を打ったという
ニュースが流れていました。
事件を一番詳細に
伝えていたのが
事件発生現場のお膝元の
京都新聞の記事で、
80m離れた木の後ろから
出てきた同僚をシカと
間違えて発泡したとの
ことでした。
草むらが揺れたり、
木の裏から動物が
急に飛び出してくることは
とってもよくあるので
飛び出してきたその動物を
素早く仕留めるために
発泡するシーンは
容易に想像できますし、
動物は用心深く、
とても素早く動くので
ハンターは猟場では
あせりがちになります。
しかし、そうして
視界の中で「動いた!」と
判断したもの全てに
発砲をすると、
今回のような痛ましい
事故が起きてしまいますので
こういう類の事件を
引き起こさないように
ハンターの間で伝えられている
禁止行為が、
「ガサガサドン」です。
草むらがガサガサ揺れて、
飛び出してきてすぐドンと
打つのではなく、
しっかり一呼吸をおいてから
発砲をしましょう、という
意味が込められています。
有害鳥獣駆除は持ち出しばかりで
ほぼほぼ日本の自然のためだけを
目的として参加する行為です。
そうした現場で命が失われるのは
本当に残念なことですので、
こうした事故は本当に
なくなって欲しいと思います。