僕は昔、有害鳥獣駆除隊を
やっていたので
自分の散弾銃を持っています。
散弾銃を入手するには
「銃砲所持許可」という資格が
必要なのですが、
これはふつうの人が日本国内で
散弾銃を取り扱える免許のため、
取得のハードルが非常に高いものです。
平日の昼に何度も警察署に通って
担当者との面談を行い、
どんな人となりをしているかの
確認はもちろん、
過去の犯歴はないか、
家族、親戚構成はどうか、
今までの経歴、職歴、
自分の年収、貯蓄額、
資産はどのくらいあるのか、
交際相手はいるのか、
いるのであればその名前と職業etc…
親しい友人にすら話さないような
センシティブな情報を全て伝え、
それらの申告をもとに
1ヶ月間にわたる警察による
身辺調査が行われ、
さらには大量の書類手続きや
合格者2割の学科試験の通過、
県の指定精神科医による
精神状態の診断書の提出…などなど。
数々の試練をくぐりぬけて
「この人なら問題を起こさないはず」
…という担当官による判断が下ることで
やっと許可がおります。
狩猟の現場では現在、ハンターの後継者不足が
由々しき問題となっているそうですが、
銃砲所持許可の取得の難しさも
その原因の一つとなっているのは
間違いありません。
かといって、簡単に取れてよい
資格でもないのも確かですので、
自然の保護問題は非常に
難しいものだと思います。
洋介の写メ日記
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散弾銃の免許洋介