弦之介です。
ここは不思議な世界です。
お会いするお客様、同じ店舗の仲間、業界内の同業者のみなさん。
弦之介がお会いする皆さんがどういう生き方をしてきて、どこに住んでいて、これから何処を目指すのか、全くわかりません。もちろん本名も(お客様はほとんどの方が本名以外ご自分のことをお話してくださいます)。
それでも笑い合ったり、悲しみを共にしたり、意見を出し合ったり、心を許したり。
それは自分も同じで、僕の姿が本当の姿かどうかわからないのに信頼してくれる。
例えるなら映画の製作。
出演するキャスト同士は本名やどこに住んでるか、日々何を考えているかなど、プライベートなことはわからないけど、その映画を素晴らしいものにしたい!という目的で繋がっています(芸名=本名の人もいますが)。
その繋がりの中に全員が自分の一部を持ち寄ります。役者という姿を。一流の役者さんは役者という自分の姿を通して役柄に必要な持ち得る全てを乗せられるのだと思います。
そう考えると僕は弦之介という人物に女風に必要な全てを乗せているのかもしれません。他のセラピストの皆さんも、お客様もそうなのかもしれません。それがここでの顔です。
何が必要と考えるかはそれぞれのスタンスで違うと思いますが、いかんせん僕は器用ではないので弦之介に投影されてるまんまかもしれません。簡単に言えば、映画の中で弦之介という登場人物を演じたけど現場を離れても同じだったと。
プライベートの具体的な内容が台本にない、それだけだと。
演じることもセラピストとしては大事なことなのかもしれませんし、お客様も無意識に演じている部分があるかもしれません。
色んなセラピスト、色んなお客様がいるんです、色んなシーンがあるのは当然です。
僕たちセラピストの、いや、主語が大きすぎるので、僕のここでの目的は(対価という、仕事に当然あるべき権利は別として)、役者さんが素晴らしい映画にしようとするのと同じく、ご予約の時間を素晴らしいものにすることです。
素敵な映画を観たあとのような、前向きな次の一歩を踏み出せるような、そんな時間にするのが僕の目的です。そのための手段が性感であり、揉みほぐしであり、おもてなしであり、笑顔であり。。。
女風という現場でその映画を素晴らしいものにしようと日々奮闘する仲間たち。弦之介という出演者は、そういう意識を共にするここだけの仲間を、ここだけだからこそ、友達ではなく仲間だからこそ、心強く思っています。
だから。
誰かがいなくなると寂しい。
女風は止まらないけど素晴らしいワンシーンがこの映画に刻まれたのは確かです。
シンさん、お疲れ様でした、そしてありがとうございました。
きっとまた会うことになるでしょう。
その時まで、いや、その時もその後も一生Keep on Rockin’!!!!( ̄ー ̄)ニヤリ
弦之介の写メ日記
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僕なりのエール弦之介