弦之介です。
映画「茶飲友達」を観ました。
皆さん、ご覧になりましたか?
高齢者売春クラブの話です。
実際にあった事件を元にしているようですが、とても考えさせられました。
こんなセリフがありました。
「正しいことが幸せとは限らない」
痛烈でした。そしてそれが映画の中で描かれていきます。
ネタバレしないように詳しくは書きませんが、自分の中では高齢者の性だけがテーマではないと感じ取りました。年齢など関係なく孤独感や寂しい気持ちは同じだと。
普段明るくてニコニコしている人でも、誰にも見せない孤独で寂しい姿があるかもしれません。
そんな孤独の中で、肌のぬくもりと一瞬でも忘れさせてくれる快感が暗い世界に明かりを灯してくれるのならそれを求めるのは自然なこと。
その選択肢のひとつが風俗であり、そういった時間を対価によって手に入れることは恥ずかしいことでも何でもなくて。
年甲斐もなく、でもなくて。
性感で言葉に出来ない感情が溢れて、涙がこぼれるほどに欲しがったぬくもり。
孤独に向き合って手を伸ばした先に女風があったこと。
寂しさを埋めたい、なんてそんな大きなことは言えないけど、1回でも多く、1秒でも長く、笑顔になってもらえたら、そう思います。
この映画を見て、特に一番最後のシーンを見て。
心の深いところまで下りていき、適切な気持ちを探しながら。
でも揺れ動いて見つからず。
いつの間にか眠りに落ちていました。
予告編
https://youtu.be/MA3oiJ-raQk
弦之介の写メ日記
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映画「茶飲友達」弦之介