弦之介です。
3/31で本業の今の部署から異動になります。
新しいスタートにあたり、女風についても考えたことを記します。
ちょうど4年前の春、「終わり方」というタイトルでnoteに記して昨年アーメン移籍後最初の写メ日記として転載、そこに「理想の終わり方を実現するには今がとても大事」という思いを残しました。
移籍後最初の写メ日記に終わりのことを書くことに意味があると思いました。
↓写メ日記「終わり方」
https://kaikan.co/tokyo/397/18224/diary/269637/
4年前にその思いを記してから今までその気持ちは全く変わっていません。ずっとそれをセラピスト弦之介の胸の真ん中に置いています。
いえ、僕自身の真ん中に置いています。
今回は終わりについてもう一度別の視点で考えてみます。
女風での関係は対価のない恋愛(以降恋愛)と比較すると過ごす時間は長くはなく儚いものかもしれません。
でもだからこそ密度の濃い時間だと僕は思っています。
お互いが100%お互いを向いているのは当然として、セラピストには常におもてなしの心があり(そのはず)、お客様には対価を払ってでも会いたい人が目の前にいる、もしくは楽しみたい時間がそこにあるからだと思うのです。
もちろん初めての時、残念ながらルックスやスキル、性格的にお客様のお眼鏡にかなわなければ1回きりということもあります。その場合は別れとは言えませんよね。
恋愛は一瞬でも「付き合っている」という共通認識を持てば、次の日に終わりになっても別れなのかなと思います。
では、女風では何回会えば別れになるのでしょうか?
その前にセラピストを始めたばかりで右も左もわからない頃の僕の認識はこうでした。
タイムラインに流れてくる別れというワードに対して何でお客様とセラピストが別れるという表現になるの?と不思議に思いました。指名を止める、じゃなくて別れ?と。
付き合ってる訳じゃないし何で?と思ったものです。それもこれも男性用風俗と似た世界だと思っていたからですね。その頃はリピートという概念もあまりなかった気がします。
ところが数ヵ月経ち、様々な経験をしてこの世界での視野が広がってくると大きく認識が変わりました。
また会いたいと言ってもらえた時の喜び、感動、感謝とその思いに応えたい、そのためにもまた僕も会いたい、という思い。
お互いに会いたいと思っている男女が会う、そのことだけを切り取ればに女風も恋愛も関係ないと思えました。
ですが僕にとってセラピストは仕事です。仕事である以上、男女なのは一緒に過ごす時間だけでありその他の時間はお客様とセラピスト。そんな風に思わなければ心のキャパが追い付かない。そう学びました。
同時に別れというワードを使う理由もわかりました。それほどまでに関係が深く、濃いものであると。
ちなみに僕の中には「別れ」はないんです、「お別れ」なんです。「お」に感謝の気持ちを込めたくて。お客様とは別れるのではなくてお別れする、言葉にせずとも心の中ではそう思っています。
さて、話を戻して女風では何回会えば別れになるのか。
皆さんはどう思われますか?
恐らく何回ということではなく時間と密度、それに相性が生み出す信頼関係の有無だと思うのです。
1回で信頼関係が築かれることも珍しいことではないと思います。少なくともその可能性を見出だせない限り次はないはずなので。
よく3回目の壁と聞きますが、1回目に感じた可能性を確認するのが2回目だからそういう言葉があるのかなと思います。
もしそうであれば3回目にお会いしたときは信頼関係を築ける確信の状態であり、その後の関係が深くなることが予想できます。
ただし!セラピストが手を抜いたり、必要以上に近い距離感を求めない限り。
近すぎるのは趣味の範疇であり、セラピストとお客様という関係の中の信頼関係ではなく男女関係だと思うのです。だからもはや男女の別れになると思っています。
僕は、お客様とは人と人として前向きな「お別れ」をするのがセラピスト(の理想)だと思っているので全く違う話になります。
さて。
3回目の確信からスタートした信頼関係の構築は、個人的な感覚ですがその後2回ほどお会いしたときに二人の中で平均化されてに共通のものになると考えます。もちろん、回数ではないと思っていますが、無理矢理回数に置き換えたらそれぐらいではないかと。
よって僕の結論です。
お会いした回数を物差しにすれば、6回以上お会いした方と終わるときに「お別れ」になる。
いかがでしょうか。
じゃ、4回で終わる時は何て言うの?
恐らくシンプルに予約しない、になるのかなって思います。
とはいえ本来は回数ではないと思うので、一度信頼関係が構築された方との終わりは「お別れ」だと思っています。たとえ終わりの時にそれが崩れたとしても。
そんなこと考えて何になるの?
ですよね、書きながら思いました。
お会いしてくださる方との距離感は都度考えていますが、それよりももっと大きな視野で顧みる、修正すべきタイミングを知りたかったのかもしれません。
6回目(相当)からは強い信頼関係が築かれている状態であり、だからこそ甘えがないか、信頼を失う行動をしていないか、これからの距離感などを考える大事なタイミングなのかなって。
そのことが前向きな「お別れ」に導いてくれるのではないかなって思うのでした。
長々と僕の思考の動きにお付き合いいただきありがとうございました。
回遊でお楽しみになられている方に関しての思いは別の機会に書きたいと思います。
楽しみ方は千差万別、あなたにとって最高に素敵な女風ライフをお過ごしくださいね。
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弦之介の写メ日記
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