弦之介です。
今年もあとわずかですね。
今年もたくさんの学びがありました。セラピストとしての学びも多く、今さら?と思うようなことを改めて実感して胸に刻むことができました。
僕は女性用風俗セラピストの仕事をしていますが、カラダだけの満足をご提供すればいいという訳ではありません。
それは誰もが知っている基本的なことですが、大きすぎる命題だからこそ見過ごしてしまうことがあります。
それはカラダが先行する時の空しさです。
気持ちよくなっていただき、カラダは最高の快感を得ていただいたとしても。
そこにココロが追い付いていないケースも有り得るということです。
もう少し具体的に言うと、丁寧なエスコートから揉みほぐし、フェザータッチ、そして性感と心を込めて施術して感じていただき、気持ち良かったと言っていただいても。
そこにお客様のココロが追い付いていなければ違和感が生まれて満点の予約時間にはならないということです。
それがセラピスト側の問題であれば改善できますが、そうではない時、プラベートなことや仕事のこと、家族のこと、メンタルの低下など、お客様を取り巻く環境や状態によってココロがカラダに追い付くのが難しい時です。
特に感度の高い方に多いかもしれません。
その乖離がこちらから見えない時、満足してもらって良かった、と思いがちです。
ほとんどの場合は約束の時に向けて盛り上がりながらバランスが整っていくと思うのですが、それが崩れた時に「すん」が生まれるのではないかとも思いました。すんの要因のひとつの可能性として。
それでもお会いした時には無意識にバランスが整うと思うのですが「そうじゃないこともある」と。
お客様はセラピストに対しての気遣いで思ったことをあまり口にしない方が多いと感じています。
だからこちらからは見えないことが多いですし、お客様自身が違和感の正体に気付いていないこともあるでしょう。
ご満足いただいたはずなのにまた呼んでいただけないのは何でだろう?の答えのひとつかもしれません。
こちらがハンドリング不能なほどの大きなココロとカラダのズレに対して出来ることは簡単には見つかりません。
ただ、そういったことも有り得ると認識しているのと、満足だと思わせてくださるお客様の姿をそのまま受け取るのとでは、実はかなりの差があるのではないかと思いました。
結論。
ハンドリング不能なほどのココロとカラダの大きなズレを、ご予約の時間内で整えるのは正直言って難しいため、事前準備が必要だと感じています。
DM等で今のお客様の状況や気持ちを理解出来れば考える時間が生まれ、提案したり盛り上がっていったり出来ます。そのことにより事前にズレ幅をハンドリング出来るぐらいにまで小さく出来るかもしれない、そう思うのです。
僕はDMは時間外労働ではないと思っています。最高の時間という作品を一緒に作り上げるための制作期間だという認識です(1日お一人様しかお会いしないと決めているから出来ることだと思います)。
ただし長すぎるラリーは逆に深みにハマり、お互いの負担が増えてお会いする前に疲弊してしまう可能性もあるので注意したいと思っています。
最後に。
お客様がココロは満足してるけどカラダが満足していない(欲しているのに)という状況は、セラピストとして絶対に避けたいところです・・・。
精進します!
弦之介の写メ日記
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見えないココロとカラダのズレ弦之介