2020年12月15日のポスト
***********
「あなたを癒します!」
と断言できる自信はない。
だから。
「あなたを癒したい」
と思って全力投球するのみ!!!
そこで生まれる何かを大切にしたい。
【情熱なき感動なし】
************
ノスケTシャツの画像と共に投稿したポスト。今もこの気持ちです。
自信はとても大事だと思います。これまでやってきた努力や培ってきた経験、失敗から学んだことなどが自分の中で集約されて自信に繋がるのですから、あるひとつの項目における人生の履歴書だと思います。ここではセラピストという項目ですね。
ですがセラピストとしての自信があっても「あなたを癒します」という言葉はとても曖昧です。広く抽象的過ぎて10人いれば10通りの癒し方が必要かもしれませんので理解されにくいでしょう。
仮に「僕の揉みほぐしであなたを癒します」であれば手段が決まるので議論は本当かどうか、イエスかノーだけになります。その際、ノーを消せるような客観的な裏付け(揉みほぐし歴3年、施術数1000件以上など)があれば説得力が増すと思われます。
裏付けるものがなかったり、癒しますという大きなくくりで話を進めるのであれば断定せずに自分の思いを伝えるしかありません。
なので、僕は断言する自信はないけど(全力で)癒したい!という気持ちをポストしました。
ノージョーネツ ノーカンドゥー by ノスケです。
言葉とは難しいものです。
癒すという動詞を癒しという名詞に変えるだけで印象が変わります。
あなたを癒します⇒あなたに癒しを提供します
前者は主語が自分なので自分が癒しの元になりますが、後者は手段が癒しの元になります。曖昧なのは同じですが後者は自分以外も含めた何かで癒しを提供するので「あなたが癒せるの?」感は少し和らぐのかなと思います。
またもうひとつ。
あなたを楽しませます、などの場合。
もう楽しいよ、楽しんでないと思ってるの?という解釈もあります。誤解されないために「より」をつけることで提案する方への前提を変えます。すでに楽しい方には今以上に楽しさを提供するということです。
「あなたの生活をより楽しくします」
ただ相手をあまり知らないのに断定は出来ないので
「あなたの生活をより楽しく出来れば嬉しいです」
というような表現になるでしょうか。
言葉は単なる文字列ですが、相手のことを思う気持ちがあるのとないのとでは手触りやあたたかさ変わってきますし、自分の立ち位置も伝えることが出来ます。助詞の一文字だけでも変わることがあるぐらいです。
会話はリアルタイムで進みますが、文章は考える時間があります。本当にこの文章で自分の気持ちを表現できているのか、読み手のことを考えているのか、一度見直してから送るのを心がけたいものです。
言葉の印象はとても大事です。
特に第一印象。よくコピペで送られてきたと聞きますが、本人の姿が全く見えないのはもったいないなって思います。
と、なんか偉そうに言いつつ誤字脱字がよくあるのでなんともなのですが。。。( ̄▽ ̄;)
精進いたします!!("`д´)ゞ
弦之介の写メ日記
-
言葉の印象弦之介