2023年10月20日のポスト
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物が安くなるのは嬉しいけど音楽が安くなるのはちょっと抵抗があります
魂込めて制作された作品が安売りされているのを見るとその人自身が安く見られているように感じるのです
セラピストとしても安売りしない誇りを守るためには高い技術と誠実さが必要だと
そんな訳でお昼は30%割引の流水麺
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魂込めて作ったもの、心を込めて行うサービスには適正価格がありそれを無闇に割引きするのはいかがなものかというポスト。深掘ります。
音楽の話はCDの購入というスタイルからサブスクなど大きな変革があり、どうしても長くなるため割愛します。
さて、女風におけるサービス料の割引について。
唯一、積極的に行いたいのは正式に公開した上での顧客還元という考えに基づいたもの。
予約が欲しいからその場限りで安くするのではなくて、ご愛顧いただいている皆様に感謝の気持ちを込めて行うキャンペーンです。新規顧客獲得キャンペーンもありますが、まずは顧客還元が先だと思います。
女風ではないですが、月額サービスを利用している顧客から新規ばっかり得するキャンペーンやって既存顧客には何もない、というような声をよく聞きます。
売上を伸ばすために新規顧客獲得は命題ですが、現在の売上を支えているのは既存顧客の方々です。そのためにポイント制などを用いて感謝の意を示す場合もありますよね。
女風においてポイントサービスはあまり聞いたことがなく、アーメンにおいても口コミ割引はありますが、ポイント制はありません(女風バーに関してはポイントカードがありますよね!)。
となると、やはり新規顧客獲得よりまず今を支えてくださっているお客様に感謝の意味も込めたキャンペーンを行うのが先だと僕は思います。
それが唯一、積極的に考えたい割引になります。
次にたまに聞くセラピストの判断による割引や無料化に関して。
藁にもすがる思いであれば気持ちはわからないでもないですが、その店舗の他のセラピストよりも劣っていると宣言するのと同じになってしまうかなと。そして定価に戻すのも非常にハードルが高くなってしまいます。
何より公平感がそこで崩れてしまいますし、他のセラピストにも迷惑をかけてしまうかもしれません。
当たり前ですが、普通の企業では勝手に割引して受注したり契約するのは懲戒処分にあたります(そもそもシステム上無理な話ですが現金を渡すという猛者もいます)。
あの営業さんは割引してくれたよ、なんて噂が広まったら会社の信用問題になります。もちろん、他の顧客も黙っていません。大クレームです。
力不足だからその分安くするというのは製品やサービスのことであって会社が決めることです。いち営業マンの力不足を補てんできるものではありません。
何のための価格設定なのか。
サービスの価値をしっかりプレゼン出来るようにスキルアップしたり、価格以上に価値あるサービスを提供できるスキルを磨いたりするのが先だと思います。
僕は音楽の仕事でギャラ(作業費?)をいただきますが、定価より下げることはありません。価格以上の仕上がりにする自信がありますし、他の顧客に対して失礼になるからです。その代わり全力で取り組みます。
20年以上と5年では経験値が全く違うので自信度合いは音楽ほどではないですが、スタンスは女風も同じ。安かろう悪かろうでは本末転倒です。
お値段以上、そんなセラピストでありたいと思っています。
12/18(水) 22:00~ 弦之介キャスやります。
https://twitcasting.tv/himegotogen
弦之介の写メ日記
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