【言葉は魔法】- 弦之介(amen)- 性感マッサージ

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弦之介の写メ日記

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    弦之介です。





    言葉について思ったことを書きましたm(_ _)m







    ■言葉って難しい



    複数の意味を持つ言葉が複数集まって文になれば解釈の仕方が掛け算のごとく増えるのは当然と言えば当然ですし、助詞や助動詞、副詞の使い方ひとつで本人の意図とは別にその奥にある隠れた意識までも想像出来てしまいます。



    だからこそ、深い表現ができるのですが。





    ほっこりまったり系な僕ですが、こう見えて実は投稿やメール送信前に何度か作成した文章に「突っ込み」を入れます。





    それによってこの助詞の使い方は誤解されるかも?とかこの言葉はこっちに変えた方が印象が柔らかいかも?などが見えてきますし、ノー消しの必要性も感じられます。





    例えば



    ① ◯◯さんも温泉好きなんですね!

    ② ◯◯さんは温泉好きなんですね!

    ③ ◯◯さん、温泉好きなんですね!



    ①の「も」には他の人の影が見えます。この文の後に会社の同僚も好きって言ってた、などがくれば大丈夫ですが、この一文だけだと他のお客様のことが頭に浮かぶ気がします。



    ②の「は」は問題ないと思うのですが、他の人は好きじゃないのに◯◯さんは好きなんだね的な、他の人と比較した上で少し突き放したニュアンスを消しきれないのです。



    だから僕は③のように主語のあとに句読点で文を作ることが割と多いかもしれません、意味を持たないのでちょうどいい曖昧さがあるというか(間の美学は別にして)。





    こういったことはあくまでも文法的な表現の話なのでその辺りを気にしない方には大したことない話ですが、発信する側としては気にする方のことを考える方がいいかなと思ったりします。





    いちいち細かいこと気にするのは面倒くさいなー。





    ですよねー、確かにそうです。あまりにも考え過ぎると生きた言葉から遠ざかっていって内容は伝えられても気持ちが伝わらない、そんなことが起きることもあるのでバランスは大事だと思います。





    これは主張したい!という部分は敢えて強い言葉を選んで爪を立てるなどのメリハリをつけて、読む方の頭だけでなく心にまで届けられれば!と。







    ■神田川



    リアルタイムの世代ではないですけど、四畳半フォーク時代の歌詞が好きで沁みるんです。最近の歌詞は難しい言葉をリズミックにある意味英語っぽいニュアンスで表現するものが多くて、それはそれでクールなんですけど沁みることは少ないなーと。





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    神田川



    貴方は もう忘れたかしら

    赤いてぬぐい マフラーにして

    二人で行った 横丁の風呂屋

    一緒に出ようねって 言ったのに



    いつも私が待たされた

    洗い髪が芯まで冷えて

    小さな石鹸 カタカタ鳴った

    貴方は私の からだを抱いて

    冷たいねって 言ったのよ



    若かったあの頃 何も恐くなかった

    ただ貴方のやさしさが 恐かった



    貴方はもう捨てたのかしら

    二十四色のクレパス買って

    貴方が描いた 私の似顔絵

    うまく描いてねって 言ったのに



    いつもちっとも 似てないの

    窓の下には神田川

    三畳一間の小さな下宿

    貴方は私の指先見つめ

    悲しいかって きいたのよ



    若かったあの頃 何も恐くなかった

    ただ貴方のやさしさが 恐かった

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    似たような時代が自分にもあったからというのもありますが、この歌詞は読むだけでジーンとします。最後の1行の切なさたるや。





    わかりやすくてその情景が目に浮かぶようです。





    ストーリーですよね。それがあるのとないのとでは文章の深みに雲泥の差が生まれると思います。





    投稿は小説や歌詞とは違うので物語というよりは起承転結というか。







    ■わかりやすい文章



    「読む人の立場に立って」という恩着せがましさではなく「しっかりと自分の思いを伝えるため」と考えると、難しい!という意識も減ってスッと腹落ちするような気がします。







    もちろん、わかる人にだけ伝わればいいという芸術肌な歌詞やスタンスには憧れます、カッコいいです。でもある意味カリスマなのでキャラ的に僕には無理笑(仕事となれば自分のことではないので書けますけど)







    感情の言語化は神田川のように簡単な言葉でわかりやすく、そう思いながら文章を書いてますが、正しいかどうか、伝わっているかどうかはわかりません。



    共感してもらえたからって全ての思いが伝わっているとも限りません。



    抽象的な言葉は概念であり経験や学びを経てそれぞれの頭の中でイメージされるものなので、経験が違えばそのイメージの色や形は違ってくるでしょう。







    ■言葉は魔法



    そもそも全ての人に100%同じイメージで伝わる抽象的な言葉などなく、喜怒哀楽の表情には敵わないし、言葉にならない叫びや雄叫びの方がわかりやすいことも大昔から共通する「言葉以前のイメージ」だからなのかもしれないと思います。





    それでも。





    知恵と文明が進んだ現在、感情がイメージできる「言葉」という人間だけが使える魔法(しゃべる犬や猫もいますが笑)。





    「魔法の言葉」ではなく、元々「言葉は魔法」なのかもしれないなと。







    難しいけど、だからこそ上手く使えたら読んだ人たちに魔法をかけられるのだと。





    だからみんなでどんどん幸せな魔法をかけてみんなを幸せな気持ちにしましょ\(^_^)(^_^)/







    そしてこの日記に起承転結があるかないかは不明笑




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