元ヒメゴト東京で現アーメン東京の弦之介です。
アーメン所属セラピストとしては初めて写メ日記に投稿します。
当然ですがヒメゴト東京の頃の写メ日記も口コミも全て消えてしまいましたので、改めて少しずつ投稿していきたいと思います。よろしくお願いいたします。
さて、初めての投稿になりますので自己紹介としてセラピストとお客様の終わり方についての思いを記します(これは以前も投稿した記事ですが、最初に敢えて終わりのことを投稿します)。
終わりのことを書くのは正直抵抗がありますが、大事なことですので僕の理想を書き残します。ナンセンスだと思う方は読まないことをオススメさせていただきますm(__)m
【始まりより終わり】
まず結論めいたことを最初に申し上げると「大事なのは始まりではなく終わり」だということです。
お客様(以降、親しみを込めてユーザーさんと表記)が何を求めて女風の扉を開いたのかは人それぞれです。いろんな背景があり、いろんな志向の方がいらっしゃいます。
セラピスト選びも何度か失敗してやっと居心地のいいセラピストを見つけることが出来た方もいれば、最初から相性バッチリのセラピストと出会える方もいらっしゃいます。さらに多少の違和感があっても次のセラピストを面倒くさかったり不安だったりで探すことが出来ない方も多いはずです。女風の始まり、セラピストとのファーストコンタクトは、ユーザーさんの気持ちの違いで色んな見え方になるでしょう。
でも終わりの理想は僕にはひとつしかありません。
「出会えて良かった」と思っていただけるかどうか、振り返ったときに一緒に過ごした時間が楽しかったと思っていただけるかどうかです。もっと言えば、これからの人生にプラスになるような何かを伝えることが出来たかどうかです。
僕たちはユーザーさんにお金と時間を使っていただいてます。どこをどう切っても、どれだけ距離が近づいてもそれは変わりません。
もちろん、ベッドの上では男と女です。それまで大笑いしていても、真面目な話をしていても、ベッドの上では恋人同士のような甘い時間が過ぎていきます。
距離が近くなればなるほど、男と女としての思いが強くなっていきます。それが女風の素敵なところだと思うのですが、「セラピストとお客様」というバランスが崩れるのは良くありません。
【バイアスと勘違い】
セラピストは普通の男性です。ですが、ユーザーさんが必要以上に持ち上げることで勘違いしがちです。ハロー効果という言葉がありますが、セラピストというフィルターを通ることによってバイアスがかかっているのです。
いえいえ、バイアスを否定する気持ちは全くありません。効果的なイメージ戦略とこれまで実際にカッコいいセラピストのみなさんがそれを作り上げてきました。むしろ素晴らしいと思いますし、感謝しています。なのでその恩恵にあやかるべく、どんどん僕にもバイアスをかけてください笑
セラピストバイアス自体が問題ではないんです。そのバイアスに緊張感と責任感が持てるのであれば素晴らしいことだと思います。ですがバイアスがひとり歩きしてしまって、関係性のバランスが崩れてしまうことが問題なのです。
なぜ問題なのか。
仮に勘違いしてしまったセラピストが「会ってあげている」という意識を少しでも持っていたらどうでしょうか。どんなシーンが、どんな終わり方が見えますか?
自分は都合のいい女だと思われてる、手を抜かれて苛立つ、でも好きになってしまったから離れられない・・・。そして我慢が限界を越えて、残るのはもやもやとか憎しみだけ。悲しすぎますよね、そんな思いをするために女風の扉を開いた訳ではないはずです。
【最後は元の関係に】
恋人同士や夫婦の終わり方は様々。復讐しなければ気が済まないような終わり方や、興味のないどうでもいい終わり方、好きなのに離れなければいけなかったりと、色々ありますがフラットな関係が大半です。
セラピストとユーザーさんの関係は違います。無機質に言うとサービスの売買であり、ユーザーさんはクライアント(お客様)です。だから僕はこう思うんです。
「終わりの時、お客様とセラピストは明確にその関係に戻らなければならない」
堅い言葉でまとめたのは、終わりの時はセラピストとしてけじめをつける最後のタイミングだからです。いくら仲良くなっていても指名がなければもう会うことはできません。感謝や思いを伝える最後のチャンスです。
ユーザーさんが決断したその気持ちを、言いたいことをしっかりと受け止めた上で、これまで指名していただいたこと、楽しかった時間や気を使っていただいていたことへの感謝、それからもし失礼な行動を取っていたと感じたならその気持ちも伝えたいです。
終わりの時に出来るのは、もう一度だけ最後に背中を押して差し上げること。その時、ユーザーさんも構えることなく受け止めることができる心の状態で、前に進んでいただけたらどんなに素敵でしょうか。
それが僕の理想です。
最後に背中を押したいというのはもしかしたらひとりよがりかもしれません。でもそれはセラピストとしての使命だと思うし、それができる関係で終わることが出来たらそれはそれまで素敵な時間を過ごせた証だと。
反対に何も言わず(言えずに)に、フェードアウトやブロックなどで終わりのこともあるでしょう。でもそれがユーザーさんの答えであり、理想にたどり着けなかった自分のセラピストとしてのあり方を真摯に受け止める必要があると思います。
【終わりのための今】
ユーザーさんとの終わり方の理想、なぜこんなことを書いたか?
それは今に繋がるからです。
理想の終わり方にできるかどうかはお会いしている時間がすべて。ユーザーさんにも、セラピストとしての自分にもしっかり向き合って初めて理想に近づけます。
終わりの時をイメージすることは決してネガティブではなく、理想を実現するために今何をすべきかに対するヒントがあると思います。ユーザーさんと自分にとっての終わりを、それぞれの始まりにするために。
それはセラピストに限ったことではありません。
仕事を辞めるとき、夢を諦めるとき。そして自分の命が終わるとき。やり尽くせたかどうか、全力で向かっていたかどうか。
後悔がないなんて無理です。もうすでに後悔はたくさんあります。でも全力を尽くした後悔とそうではない後悔は意味が違うと思うし、そこから何を学ぶかで未来が変わります。
おっと、話がそれたので戻します。
【完成予想図】
完成予想図がないとどうやってそれを形作っていけばいいかわかりませんし、目的地が不明だと迷ってしまいます。
終わりのイメージ。女風でご自分がどうなりたいのか、終わりの時をどんな気持ちで迎えたいのか。そのイメージを持つことは決して悪いことではないと思います。もちろん、今は考えたくないという気持ちが強いかもしれませんが。
【最後に】
一見ネガティブそうなこの話題を読んでいただいたみなさんにとって、今指名されているセラピストが、そしてこれから出会うであろうセラピストが、理想の終わりを実現できるセラピストでありますように。
大事なのは始まりではなく終わり。
いつその時が来るのかは誰にもわかりません。
だからこそ、今、二人の時間を大切にしたいと思っています。
元気でね!って笑って手を振れるように。
そしてもし何処かで出会ったら。
そこには思いがけない再会を喜ぶ僕がいます。
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弦之介の写メ日記
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終わり方弦之介