(こちらは2023年8月17日のkaikan日記を一部編集して再掲したものです。若干今とキャラが異なりますが当時の風合いをお楽しみください。なお前半はどっかに行きました)
どうも、めぐるです。
今回はNoteとかによく書かれているような完全セラピ向けの日記になってしまったので、セラピ側の事情なんか知りとうないわ……って方はなるべく読まないようお願いします。
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そもそも、これからセラピストを始めよう、なんてことを考える人ってどんな人なんでしょうか。
おそらく今この業界に入る人って、どんなブランディングか関係なくみんな「自信がある人」だと思うんです。
具体的には、話が面白いとかスペックだったり雰囲気だったり外見や技術だったり……そういったものが全体的にイケるぞ〜、って人です。
……ですがその一方で、まず活動の最初の期間でつまずく方がほとんどかと思います。
この業界、少し見渡しただけでも高スペックの人がそれなりに揃っているのため「そこそこ」程度で突出したスペックがないと、そのままではブランディングが弱いことに気がついてしまうからです。
(今やってる方向性、需要なさそうだな〜)と思いながら続けるブランディングほどしんどいものはありません。
最初はあった自信が擦り減って、たださえ難しいツイートや日記など発信がどんどん書けなくなっていく。
もちろん、できる人もいますし、 最初からブランディングがちゃんとヒットする人もいます。
けど、できる人はかなり豊富な何かの経験を積んでる人です。
(自分で言っておいて「何かの経験」とやらがなんなのかわかってませんが、それはおそらく元ホストとかモテてきたとかとはまた別のベクトルの人生の経験値なのは確かです)
まぁそんなこんなで自信まんまんで始めてみても、業界未経験新人が短期間でフェードアウトしてしまう厳しい世界なんですよね。
僕もまた新人として入った時点で、それなりのフワっとした自信はありました。
そしてすぐにギリギリまで使い切っちゃいました。
こういうときご予約で自信を回復できたらいいんですが、 いざ予約が入ってみればこの業界ではまだ素人同然。
なにかワンミスして後悔して、 悪循環にハマった新人は露出も減っていき……
仕事に慣れないうちにこの悪循環にハマり相談できる相手もいないとなると、単純な発信を続けるのもなかなか厳しいと思います。
しかも競争相手でもある先輩の方々を見ていると、元々の人生経験と自信の上に、さらに年単位のピとしての経験の積み重ねが乗ってまして、 敵わないな……と思わされることばかりです。
この業界、ベテランの層が異常に厚いんですよね。
そして悪循環の果てにとってしまう選択肢が2つ。
・謙虚になって先人の背中に学ぶうち個性を失っていく
・自分のプライドや自信を守るために辞める
さてこのような苦境に立たされてしまった素人新人ピはどうしたら良いのでしょうか。
当時(2023年)のこの日記にはこのあとkaikan日記やSNS発信の準備をデビュー前にしておこうという話がつらつらと書かれていました。
今(2025年)になって思うと、付け焼き刃の個性などは早々に諦めて地道に技術を積み重ね、天命を待つことがベターなのかもしれません。
たしかに目立たなければ予約が入らないですが、予約が入らなくても技術を向上させる術はあります。
もちろん大前提として実践に勝る経験はありませんが、抱き枕や手術練習用の模型などで理解を深めることもできますし、一回の実践から得る経験を伸ばすことはできます。
そしてその過程で自身のブランディングが定まっていけば理想です。
気の長い話で下手をすれば年単位の長い道のりになってしまうかもしれませんが……少なくとも僕にはそれが最短だったと思えます。
…………いや日記がたまたまバズって名前が売れた人間が何を偉そうに言うてんねんという話なんですけどね。
いつその機会が来ても良い心構えだけ作って、焦らず地道に活動するのが見栄えも良いのではないでしょうか。
などなど色々書いてみましたがビジネスの世界は行動だけが正解なので、新規参入ピ業者の方々におかれましてはこのような冷や水に負けじと投稿をして欲しいと思ってます。
※言うまでもないですが「ガチガチ専業で3ヶ月以内に売り上げぶっちぎりたいです!!!」みたいな方に向けた内容ではないので、そういう人はそういう人から学んでくださいね……
瀬戸口めぐるの写メ日記
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