どうも、めぐるでおなじみ、改行です。
シリーズ最後である今回は、
ついに改行の“答え”を目指すことで
これを終えようと思います
先に言っておきます
どんな改行も“それぞれ違ってみんな良い”です
それでも、あるはずのない「答え」を求めてしまう
そんな罪深い求道者たちへとこの写メ日記を捧げます
とまぁ挨拶代わりの大改行が済んだところでですね
結論からお話ししますと、すでにみなさんは答えをにたどり着いています
これは「ひと繋ぎの大秘宝なら、すでにお前の周りにあるだろう……そう、仲間たちだ!」みたいな話ではなくてですね
皆さん当然のようにしている「様々な改行パターンを複合する」ことが答え、ということです
そして、ここに新たな疑問が起こります
様々なパターンを複合したとして、何を基準に改行を使い分ければ良いのでしょうか?
前回まで同様に、例を見ていきましょう
①使い分けない、組み合わせない
改行概論・序でご紹介した、
一般的な改行例をそのまま行うパターンです
読む側も落ち着いて読むことができるので、
あえて使い分けない選択をするのも一つの答えなのかな、と思います
改行なんて気分でちょっと狭くなったり
広くなったりさせときゃいいんだよ
ごちゃごちゃ考えても疲れるだけじゃん?
そんなスタイル
②ブロック単位で使い分ける
「序」でご紹介した
ショット改行のような思想です
自分なりのパターンを守りつつ、
キリの良いところに差し掛かったら
大改行をはさみます
これにより視認性と操作性を底上げできます
某店の某氏を筆頭に最近見かける頻度が増えており、
間違いなく現代改行における一つの「答え」だと思います
使いやすさも含め、
もしkaikanランキング上で統計をとったら優勝候補でしょう
さて、ここからは僕が実際に使用している改行です
③前後の接続で使い分ける
「序」でご紹介した大意改行の発想に基づき
ある程度は改行せずに書き連ねつつ、
とはいえ
まぁ
など「次の段落へ行きます」のサインと併せて大改行をする手法です
あれ?
でも本当にそうかな?
といった見出しを加えるとさらに威力が増します
改行の幅がまるで接続子のように機能しつつ適度にエモさも加わるので非常に効果的ですよね
使い手としては某店の某氏が有名です
これに②ブロック単位での使い分けを併せると、
このように
オチに向けてタメを作るような、抑揚のある改行を行うこともできます
加減しないとエモさが溢れすぎてしまうので、男臭いキャラで売ってる方には扱い辛いかもしれません
④伝えたい内容に寄せる
要するに、内容に沿って気分で改行します
①と同様に、大抵の方が無意識にこれをやってるんじゃないでしょうか
しかし、以下を意識して行うことでより大胆な改行を可能とします
これは僕の持論なのですが、大抵の人間の脳は感情と理屈を同時に処理できません
なので、理屈を伝えたければなるべく情緒のない文で伝えるべきです
余計な感傷よりもまずは情報
目も指も無駄には使わせず、ただ流水のごとく文字を運ぶシンプルな文を書けば良いんです
でも。
感情を伝えたいなら?
そう。
理屈を捨てた跡、残されたその余白にこそ感情は芽生え、花開くのです
もちろん、
伝えたいことが1つに定まっていればこんな使い分けは必要はないんです
でも、
理屈で始まって理屈で終わる日記って、教科書みたいで味気ないですよね?
だから僕はこれからも、唐突に改行を流していきます
せっかく僕の日記を開いてくれたあなたに、少しでも笑って欲しいから
…………
前回、前々回と続けてたくさんの方々に面白がってもらった本シリーズを締めくくるにあたって
僕自身、何をどう改行したら良いかわからなくなり、眠れない夜もありました
試行錯誤を繰り返し、何度も筆(スマホ)を折りそうになりました
しかし、そんな僕を救ってくれたのはランキングに並ぶ
数多の素晴らしい写メ日記でした
その改行の素晴らしさに触れ心を突き動かされ、
なんとかこのシリーズを終えることができました
全ての写メ日記と改行、そしてそれを綴り続けるセラピストの皆様と
この日記を最後までスクロールしてくれたあなたに、
感謝の改行を
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告知
本日(10/11)21:00〜
アーメン東京チャンネルにて、
シンさんの企画ツイキャス「新人さんいらっしゃい!」に出演します!
インタビュアーにヨン様を迎え、様々な角度から瀬戸口めぐるを解剖してもらいますので是非ともご視聴ください
瀬戸口めぐるの写メ日記
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改行概論・結瀬戸口めぐる