今週末、少し本屋に寄ってみました
僕は電子書籍に魂を売っている者ですが
本屋にキラキラならぶ書籍の顔を見て
その明るさと興味深さに眩暈がしました
紙はいいですね、紙の魔力はすごい
書籍の装丁、デザイン、帯、カバー
サイズから紙質まで
本の内容もさることながら
みんな持ち帰りたくなる顔をしてるんです
帰って360度本を眺めたい
デザイナーさんに完敗です
しかししかし、僕だってわかってるんです
僕が電子書籍に魂を売ったのは
東京の住宅事情からという事を
本を買っては置き場所が無くなり
しばらく読んでいない本を
泣く泣く捨てる日々
自分の心の中で
「これは捨てるのではない
自分の蔵書を本屋に預けるのだ
引き出すときにまた1,500円を払って
引き出すのだ」
そう言い聞かせて、
ゴミ捨て場に積んだ日々の事は
今でも覚えているのです
そう割り切ったはずだったのに今日、
紙の本がが放つ強烈な稲光に魅せられて
部屋に本格的な棚を買って
本棚を作ってやろうかとすら
考えるようになっています
部屋にそんな空間は無いのに
生活を削ってまでも
本棚ってその人の人生を
多少なりとも表していると思うんです
本棚を一生残し続けたいと思ったのも
電子書籍の本棚を選んだ理由なんですけどね
その本棚を物理的にに構築したい自分がいる
これから先も悩ましい日々が続きそうです
いつか本棚の紹介なんてのも
してみたいかもしれないですね
ちなみに今日そそられた本は以下の4冊(著者割愛)
「C線上のアリア」
「人生を変えたコント」
「ファッションエディターだって風呂に入りたくない夜もある」
「殺人事件に巻き込まれて走っている場合ではないメロス」
(なんだかタイトルに釣られている気もします笑)
リクの写メ日記
-
紙の魅力にやられた話リク