好きなんですよね、アメリカンドッグ
あの甘い衣がいんですよね、
中に入っているソーセージ的な何かは
正直どうでも良い気がします。
いや、中のソーセージも無いは無いで寂しいですね
アメリカンドッグの本体はあの衣な気がします
噛めば噛むほど甘味が口の中で広がります
小麦粉を固めて油で揚げたあの衣
ではそれはドーナツかと言われると
そこまで甘くも無くてほんのり塩気もあって
そしてそこにケチャップとマスタードをかけるなんて!
甘さとしょっぱさの絶妙なハーモニーで
無限に食べられる気がします
そして忘れてはならないのが木の棒の
一番下に残る衣のカリカリの部分
本体を味わいつくした後の
触感の違うデザートとして最高です
お値段が安めなのも良いですよね
ホットスナックの棒業界の強者、
フランクフルトの約半値な所もありがたいです
初めてアメリカンドッグと出会ったのは
小学生の頃地域の集まりでスケートに行った時でした
スケート場に併設されるホットスナックコーナーで
アメリカンドッグに出会ったのです
当時はコンビニなんてそうそう無かったですし
街中のホットスナックコーナーでも
決して主役とは言えないアメリカンドッグ
棚に必ず並んではいませんでした
僕の人生の中ではアメリカンドッグを食べられるのは
お祭りで開かれる屋台でたまに売られているか
そのスケート場しか無かったのです。
子供会のスケートは年1回予定が組まれていたのですが
僕はスケートよりもアメリカンドッグを楽しみに
その会に参加していた気がします
時が経ち、アメリカンドッグはコンビニ等で
気軽に買えるようになりました
良い時代になりましたね
アメリカンドッグは今日も
コンビニレジ横のホットスナックコーナーの
隅の隅であなたに買われるのを待っています
