前の日記に書きましたが、
僕は今美味しい給食というドラマにハマっていて
先日どうしても牛乳が飲みたくなってしまい
ドラマを見た後にコンビニに走ってしまいました
そのうち本物の給食を求めて
そこらの小学校に侵入し始めないか
自分が心配です
今日は給食の思い出を書いていきます
僕は中学生まで給食を食べていましたが
小学生の時は学校に給食室という
給食を調理する施設が併設されていました
このおかげで小学生の時は
出来ての給食を食べられていました
教室移動の時はお昼近くになると
給食室の前では良い匂いがしてきたり
時々窓から調理の様子がチラ見出来るなど
当時から給食ファンだった僕には
たまらない環境だったわけです
しかも小学校の時にはとりわけ不思議な儀式?
がありまして
時々給食にはフルーツを使うメニューがあるじゃないですか
例えばぼてとサラダにミカンが入っていたり
酢豚にはパイナップルが入っていたり
きっとそれらは缶詰のフルーツが使われているのですが
調理の過程でフルーツが使われた際
給食が終わって数時間後
給食室の前にひっそりと"ある物"が出現するのです
それは大きめのボウルに透明な液体が注がれており
その中にはお玉がひとつ突っ込まれています
その脇には大量のコップが重ねられています
液体からは甘いフルーツの香りがして
シロップであることは小学生にも予想が付きます
ただ、それ以外何もないのです
ご自由にどうぞ、などの紙切れもなく
あるのはボウルの液体、お玉、コップのみ
それを目の当たりにした小学生は
どうしていいかわからないのですが
小学生にシロップの魅力は強力過ぎます
誰に言われるでもなくお玉で
シロップをコップにすくい取り
みんなで午後の甘味を楽しんだのです
おそらく給食職員の方の粋な計らいなのでしょうが
シロップという糖度の高い物、メニューに無いものを
勝手に飲ませるわけにもいかず
ゲリラ的にこっそりシロップを子供達に提供しているだと思います
その何も書かれていない怪しさから
小学生の僕たちも何か悪い事をしているような気がして
蜜の甘さが増大してたわけです
結局先生にも告げ口する物もおらず
僕が卒業するまで給食室からの施しはたまに、
今日職質の前に突然現れ続けました
(10分00秒)