本日車にガソリンを入れる機会があったのですが
レギュラーガソリンが175円もするんですね
ガソリン代の高騰にびっくりです
今日はそんなガソリンの価格にまつわる
空想小説を書きたいと思います
ある町の高校生R君には同級生がおり
その同級生の父は個人経営で
ガソリンスタンドを営んでいました
その町では町内で自由価格競争のはずの
ガソリン価格の談合が町内で行われており、
レギュラーガソリンの価格は
この価格を下回らないよう
通達がされていたるのです
ただやはり個人経営では
大手が行っている価格以外のサービスで
対抗する事が出来ず、
とうとう単独でその談合を破って
勝手に価格を下げてガソリンを販売するんです
当初は同業者から脅迫や説得の電話が
かかってきたそうなのですが、
その同級生の父はそういう声に一切耳を傾けず
独断の価格でガソリンを販売しました
そうなると次は我もと第2,第3の値引きをする
ガソリンスタンドが現れ
もうそこに談合はないので仁義なき値下げ戦争に突入します
何の特徴の無いその町は
毎週毎にガソリン価格がどんどん下がっていく
不思議な町になってしまったのです
その結果、日本一ガソリンが安い町になってしまい
新聞も載るようになりました
その後どういうわけか、
急にガソリンの価格は全国平均値まで
跳ね上がるのですが、
なぜ急にそうなったかはわかりません
高校生R君はその話をリアルタイムで同級生から聞き
たったひとつの個人経営のガソリンスタンドの行動で
そこまで世間が動かされることに興奮していました
ググってみたのですが当時の情報は見当たらず
なんて、空想の小説の舞台をググっても
出てくるわけがないですよね
(10分00秒)