うちのおじいちゃんは寡黙な人だった
お仕事引退してかたらは
自宅に居て
書き物をずっとしていた
あんまり話す事がない
そんなおじいちゃんが
唯一褒めたくれた事があって
週末は毎回、
おじいちゃん家にお泊まりに行ってて
土日をそこで遊ぶ事が多かった
おじいちゃんと
おばあちゃんは
畑仕事で
車で1時間以上かかる山に出かけてて
ぼくは一人で
お家で遊ぶって残ったけど
結局、退屈になって
自転車でその山まで向かった
車でも1時間以上かかる山道で
アップダウンの激しい所を
自転車で3時間くらいかけて向かって
その姿を見た
おじいちゃんは、
「この子は根性がある」
って褒めてくれた
合流した後に、
軽トラの後ろに自転車を積んだ
帰り道は
とても清々しくて
気持ちよかった
そんな昔話でした
読んでくれてありがとう
ありす
ありすの写メ日記
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【 寡黙だったおじいちゃん 】ありす