リレー日記のテーマに沿った日記が私に書けるかどうか、不安でいっぱいのJewel Boxの神尾レイです!
テーマに乗れなくて途中で離脱したらごめんなさい。
さてさて、リレー日記1発目!
私からのお題は、【尊敬する人】です。
私は関東出身なので、炭水化物と白米を一緒に食べる文化を知らずに育ちました。
大学時代、大阪出身の友人の家でお好み焼き&たこ焼きパーティーが開催されました。
お好み焼きとたこ焼きが焼き上がると、友人がおもむろに炊飯器の方向へ歩き出し、何やら炊飯器から白いものを取り出しました。
そうです。
白米です。
関西出身(大阪限定?)の方であれば、お好み焼きやたこ焼きと白米を一緒に食べるのはごく一般的だと思いますが、それまで関西圏の知人がいなかった関東出身の私にとっては、お好み焼きを口に放り込むと同時に白米を口に運ぶ友人の姿は、大変衝撃的でした。
ただ、これまでに経験したことのないことは経験しないと気がすまない好奇心旺盛な私は、友人に白米を一口もらい、白米とお好み焼きを同時に口へ運んでみることに。
まるでマッチングアプリで出会った2人がまさにその日はじめてのデートをするかのようなテンションで、私の口の中で待ち合わせの合流を果たした白米とお好み焼き。
その瞬間、全身を電流が駆け巡るような感覚に見舞われました。
なんと、待ち合わせ直後、彼らは私の口の中で大喧嘩を始めたのです。
それもそのはず。
お互いに一歩も譲らない、主張の激しい食感。
そして、ソースとマヨネーズでマウントを取ってくるお好み焼き。
それに必死の形相で応戦する白米。
彼らには、「調和」という概念が皆無なのです。
自己の主張だけをし続ければ、当然、うまくいくわけがありません。
あまりにも激しい自己主張を繰り広げる彼らをどうにか落ち着かせなければ。
彼らを引き離すための最終手段である私の息を止めた嚥下により、彼らの短いデートセッションは終焉を迎えました。
私の完敗でした。
とはいえ、非常に負けず嫌いの私は、それ以降様々な炭水化物×白米にチャレンジをしてきました。
ラーメン×白米
焼きそば×白米
ピザ×白米
などなど。
ただし、どれも私の口の中で瞬く間に喧嘩が勃発し、カップル成立に至ることはありませんでした。
それ以来、私は自分のキューピッドとしての力不足を潔く認め、炭水化物×白米を食べることができる人に対し、特別な感情を抱くようになりました。
お好み焼きと白米を食べる友人、ラーメンと白米を食べるサラリーマン。
いわば、彼らは己の口の中で繰り広げられる激しすぎる死闘の勝者です。
私は、自分の不甲斐なさから、そんな彼らを尊敬せずにはいられないのです。
まさに神々しい雲の上の存在。
炭水化物と白米を一緒に食べることができる人、それが私の【尊敬する人】でした。
※写真はお好み焼きかと思ったらもんじゃでした
翼さんにバトンお渡ししまーす( ͡° ͜ʖ ͡°)
かみおれい
神尾 レイの写メ日記
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尊敬する人神尾 レイ