【推し活】- 神尾 レイ（Jewel Box）- 性感マッサージ

好きなおつまみはホヤの塩辛です。Jewel Boxの神尾レイです。

食べ物は少しクセのあるものが好きです。
人間もクセが強い人が好きです。

私自身、あまりクセのない面白味のない人間なので、クセの強い人にとても興味をそそられます。

また、尋常じゃないくらいに好奇心が旺盛なので、自分にぶっ刺さるクセ強人間を発見すると、ひたすら観察対象にして激推ししてしまう習性があります。


最近の激推しさんは、3日に1回は会社の前の道路で見かける恐らく近くで働いているであろう、教科書に載っていそうなほどに完璧なまでの落武者ロングヘアがとってもキュートで絶滅危惧種的セカンドバッグを小脇に抱えた推定50代前半〜半ばのサラリーマン。

いつもサラサラロングヘアを風に靡かせ、時速7kmほどの、ビジネス街を歩くには少々速足で肩で風を切って道路を闊歩しています。


もう、推さない理由が見当たらない。


そんなこんなで、私は落武者さんにお会いできたらその日1日がハッピーになるくらいには落武者さんの虜に。


そんなある日のこと。
仕事終わりに実家へ行かなければならず、実家の最寄駅まで電車で帰ることになり、電車を降りて辺りを見渡すと、そこには何やら見慣れた頭部が。


・・・落武者さん！！！

・・・えっ、本物！！！


まさかの慣れ親しんだ地元の駅で出くわした落武者さんに釘付けの私は、周りの目も気にせずに彼の進む方向を目で追う。一歩間違えればストーカーで通報されかねないくらいの凝視かつ物理的距離の縮め具合で。

そして落武者さんは改札を出ると、いつものように風にサラサラヘアを靡かせ、停めてあった自転車で颯爽と走り去って行きました。

まさかの地元が一緒というミラクル.......！！

私の最近の1番の推しの落武者さんが.....！！！

歓喜・・・。



それからというもの、これまで3日に1回の頻度でお目にかかれていたのが、なぜか1〜2日に1回の頻度でお目にかかれるように...

これは運命？

恋...？

いや、もはやガチ恋。


世の推し活民の皆さんが、たくさん課金して遠征して限られた時間のなか推しに会いに行く中、1歩会社の外に出れば高頻度かつ完全無料で推しに会うことができて、しかも実家に帰れば地元でも会える可能性があるなんて、私は本当に恵まれすぎている。本当に恐ろしいほどに。


これが私の幸せな推し活ライフ。


※写真は、落武者さんによく似た落武者のフリー素材

かみおれい