「そんなことができるのは今のうちだよ〜」
生きてくる中で何度も言われた言葉
この言葉のボールを投げられると
ちょっぴり
脅されているような
なぜか責められているような
なんとも言えない気持ちになる
「若いっていいね！
そんなに遊び回れるのは今のうちだよ」
「よくそんなに寝られるね〜
歳とると寝られなくなるから今のうちだよ」
「働きはじめたばかりでぴちぴちだね！
失敗したり質問できるのは今だけだよ！」
「今が一番楽しい時だね！
楽しく過ごせるのも今のうちだよ」
などなど
なぜかネガティブに捉えてしまのは
僕だけでしょうか
「今だけだから楽しんでね」
って締め括ってくれるなら
まだいいのですが
「今のうちだよ〜」
で終わられると
なんとなく胸がキュッとなって
うっすらブルーな気持ちになるのです
（「今だけだから楽しんでね」という言葉も
「楽しまなかったら残念だよ
後悔するよ」
という強迫観念に駆られますが（←考えすぎ））
なんというか
これからくる未来がまるで
楽しくない
苦しい
大変なモノであるかのように
言われている気がしちゃうんですよね
「今しか楽しめないよ！！
今後そんなふうに楽めると思うなよ！！」
って言われてる気分になるというか
（だいぶ被害妄想入ってます）
毎回ブルーになるのもしんどいので
【
今だけ・今のうちだよハラスメント】
（勝手に命名）に抗うべく
自分なりにどうやって受け止めたらいいのか
考えてみました
＂抗うべく＂というか
自分の受け止め方の問題なので
自分の中でどう解釈するかですね！！
考えた結果
＂今のうち＂と言われた＂今＂を
それなりに
そこそこ楽しめたら
その後くる＂未来＂も
きっと楽しめるよね
と思うことにしました！！
同じ楽しさではないかもしれないけれど
その時
そのステージなりの楽しさはきっとあって
なんなら楽しめなくても
満喫できなくてもいいんじゃないかって
思うのです
楽しめたらまあラッキーかな
くらいの気持ちで
「楽しまなきゃ！！」と
意気込まなくても
その時々をいろいろ考えたり
考えなかったりしながら
生きていったなら
自分なりの＂何か＂は
体にも心にも残ってくれて
その経験とか思いは
自分をつくってくれて
そんな自分でまた生きていけたなら
それはそれはステキなんじゃないですかね
キレイゴトかもしれないけど
苦しい未来のために今楽しまなきゃ！
と思うよりは
今を楽しめたらいいなぁ〜
まあ今後もきっと楽しいだろうなぁ〜
くらいの方がおだやかな気持ちで
生きていけそうな気がする
だって
あの時誰かに言われた
＂今のうち＂＂今だけ＂の
期間が過ぎた後も
僕はけっこう楽しく生きてるもん
うんうん
きっとそうだ
「あの時ああすればよかったー！！」
「もっと○○しておくんだったー！！」
と思うことも
もちろんあるけど
でも
やっぱり今は今で楽しめてるから
とりあえずこの方法で【今ハラ】を
乗り越えてみよう
とはいえ
その時々にしかできないことがあるのも
重々承知であります
「今のうちだよ」の言葉には
「後悔してほしくないから言っておくね」
という優しさも含まれているのも
わかります
なんならわたしも誰かに対して言ってると思います
そして実際
＂今のうちに＂やらなくて
いろんな後悔を積み重ねてます
＂今だけ＂のありがたみを
重く受け止めつつ
でもこの先の未来には重たさを感じず
身軽に
ほがらかに
うれしい気持ちで
やっていくことにします
お読みいただきありがとうございました
Jewel Box 九条 悠玖
九条 悠玖の写メ日記
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今を楽しめたら九条 悠玖
