夏希さんから
バトン受け取りました！
テーマは【子供の頃の夢】です
僕の子供の頃の夢は
ありきたりだと思いますが
父のお仕事に就くのが夢でした！
父はお寿司屋さんで働いています！！
その影響もあって
将来の夢はいつだって
お寿司屋さんで働く事でした
幼稚園
小学校
中学校
の将来の夢的な作文は
父の仕事でしたね
両親が共働きなので
学校の長期の休みは父の職場で
お店が閉まるまで居ましたね
お腹が空けば
いつでもお寿司が出てきます
調子が良ければ
お客さんからお小遣いを貰えます
なんといい職場だ
この時の僕はまだ甘ちゃんでした
社長
店長
従業員
の方達にもホントにお世話になりました！
食事会や
社員旅行などがあると
いつも連れて行ってくれました！！
僕は一人っ子ということもあって
ほんとに甘やかされてきたんだなと思います
あれ欲しい
これ欲しい
なんでも買ってもらえるのです
今更ながら
あれは良くない…
感覚がバグってしまう…
父の優しさ
みんなの優しさに
慣れてしまっていたのです
それと同時に
もう働く準備は完了していると思ってました
父との信頼関係
お店の方との絆
お客様との人脈
これはもういつでも働けると
思ってました
そして
中学2年の時
ついに来ました
職場体験です！！
仲がいいグループ皆んなで行く人
ちゃんと考えて行く人
テキトーにとりあえずで決めて行く人
様々ですが
ほとんどの人は緊張していましたね
もちろん僕は既に決まっていたので
優越感に浸ってました
そしてついに当日！！
お店の人皆んな
暖かく迎えてくれました！！
（これは余裕だな）
甘ちゃんな僕はそう思ってました
しかし社会はそんなに甘くなかった…
仕事が始まる前は和気藹々で
事前にやる事も
やり方も
教えてもらってました
そして
仕事が始まるや否や
さぁまずはお米を炊くぞ！
と思って準備に取り掛かったその時！
後ろから
「おせーよ！！」
と父の声
背中全体がビクってなりました
まさか僕にじゃないよなと思って振り返ったら
父が真っ直ぐ僕を見てました
うわー
僕じゃん…
はい！
と返事をして
スピードを上げて
お米を炊いていました
集中していて
気づかなかったのですが
ふとした時に
周りを見てみたら
あれ？？
空気重くない？？
厨房の空気重くない？？？？
なんなら皆んな
ちょっと言葉使いが…
荒くない？？
ちょっと待って！！
皆んな急に変わりすぎー！
頭が真っ白になりましたね
そのあとは
罵声が飛び交い
たまに流れ弾が僕に当たり
終始オドオドモードでした…
もうそこから
終わりまで
記憶がありません…
そして
お店が閉まり
後片付けに入ります
その時には皆んな
いつも通り和気藹々モードに変わってました
おー怖っ
その時は知らなかった
いい感じに言い換えると
【切り替え】
というやつですね
この歳になって思い出してみると
プロというか
職人すげ〜！！
ってなりました
因みに
中学校行事の職場体験にも関わらず
しっかり日当分いただいた事は内緒です！
後日
学校で
皆んながどんな仕事したのか
どんな経験をしたのか
という発表会みたいなのが開かれました
僕もありのまま伝えました
最後に
改めて働きたいと思いましたか
という質問をいただきました
即答でした
「働きません」
父よ
すまぬ
期待には応えられない…
そんなこんなで
夢を諦めて
違う道に進むのでした
そんな僕が
なぜか財団法人に勤めます
この続きは
またの機会に
以上
子供の頃の夢でした
短い日記になると思ってたら
思い返すと色々出てくるものですね！
長くなりましたが
ここまでお読みいただき
ありがとうございました！
Jewel Box 九条 悠玖
九条 悠玖の写メ日記
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原因はきっと甘さ九条 悠玖
