週のはじめってだけで少し憂うつなのに、あちこちで気を遣いすぎて、心のバッテリーがすでに残量ゼロ。最近、「気遣い疲れ」「人間関係デトックス」ってワードが静かに伸びてるの、ちょっと納得ですよね。
結論から言えば、気遣いが行き過ぎると、自分の感情が“なかったこと”にされます。しかも周囲には「気が利く人」として認識されるから、やめどきが見つからない。それが地味にしんどい。
たとえば、仕事終わりに同僚の愚痴を延々聞いて、こっちはクタクタでも笑顔で相槌。LINEの返事も早めに返さなきゃ…って、全部“自分じゃない誰かのための時間”になってる。それ、ちゃんと「自分の心、無視してますよ」ってサインなんだよね。
恋人との関係でも、「察してあげなきゃ」「傷つけないようにしなきゃ」と思いすぎてると、いつの間にか“都合のいい人”ポジションに落ち着いちゃう。で、あとから「なんで私ばっかり」ってなるやつ。そこ、最初の段階で“気遣い”と“我慢”を分けとくの、けっこう大事。
気遣いって、ほんとは優しさなんだけど、自己否定とセットになった瞬間に毒に変わるから。今夜はせめて、自分の感情を「それ、どう思った?」って聞いてあげる時間にして。誰のためでもなく、自分の心のために。