「ぶつかり」問題が増えていると聞いたことがあります。
それは日本人対象だけでなく、多くの外国人居住者や観光客も経験しているようです。
実際、外国人の知人たちからも、ぶつかりについての体験談をよく耳にします。
でも…正直に言うと、私自身はぶつかりを経験したことがありません。
まあ、それもそのはずでしょう。
私は身長190cmの黒人男性です。
アメリカでも「威圧的」だと思われることがあるくらいです。
私はめったに怒ることはありませんし、喧嘩をしたことも一度ももありません。
でも、数回だけ本気で怒ったことがありましたが、そのときは相手が必死に謝りながら逃げていきました。
ときどき、私とは全く関係のない二人が言い争っているのを見かけることがあります。
そんなとき、私が厳しい表情で睨むと、相手が急に静かになることもあります。
たぶん、「暴力を恐れずに済む」というのは、大柄な黒人男性であることのメリットの一つかもしれません。
でも時々、目の前でそういう場面が起きたとき、自分はどうすべきかと悩みます。
正直なところ、被害にあっている人を助けたい気持ちはあります。
でも、外国人という立場で関わるのはリスクがあります。
自分が当事者でなくても、警察に事情聴取されるかもしれませんし、そうなると面倒なことになる可能性もあります。
それに、自分が見たのは一部だけで、全体の事情を知らないこともあります。
冷静に考えれば、関わらない方が賢明なのかもしれません。
幸いなことに、深刻なトラブルを目の当たりにすることはあまりありません。
でも、もしそれが起きたら…状況次第では助けたいと思うかもしれません。
助けて面倒なことになるより、助けずに後悔する方が辛い気がします。
でもやっぱり全体として、人々がより良い方法で日常な不満を解決してくれることを願っています。
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