東京萬天堂

東京/性感マッサージ/新宿発 関東近郊スピード出張 

「Kaikan(カイカン)を見た」とお伝え下さい!
090-8811-7223

実樹の写メ日記

  • 第34回『実樹の禁断賞状?』
    実樹
    第34回『実樹の禁断賞状?』

    第34回『実樹の禁断賞状』



    2025年6月8日。



    おはようございます☀️



     



    最近になって、僕は[コーヒー]を飲むようになりました☕️



    アルコールを始め、様々な物質を吸収しまくる僕の身体は、カフェインを摂取すると嘘みたいな速さで【利尿作用】が働くんです。



     



    コーヒーをキメてから、ジムで運動すると効率が良いと学んでから、Amazonでラベルレスのペットボトルのコーヒーを箱買いしています。



     



    家の冷蔵庫は水とコーヒーで埋め尽くされているので、透明と黒で分かれて、メダカの水槽みたいな感じになってます。



     



    生活の中に[コーヒー]が根付いた僕ですが、喫茶店って、なんか独特で、癖のある場所ですね。



     



    日曜日の朝に、こんな状況を招いている、カフェイン民もいるかもしれませんね。



     



    ーーー



    表彰状「かなりハズレの喫茶店を引いてしまった人へ」



     



    あなたは、ただコーヒーが飲みたかった。



    それだけのつもりだった。



     



    家から少し離れた場所、



    Googleマップの評価はまぁまぁ、



    「落ち着ける空間です」なんて口コミもあった。



     



    (今日はちょっと冒険してみようかしら)



    お気に入りの喫茶店を越えて、



    辿り着く新しいカフェインの園。



     



    ドアを開ける。



    誰も来ない。



    開ききってない喉で「あの…」と声を振り絞る。



    「お好きなところへどうぞ」と目も合わせないで告げる店主の声が聞こえてきた。



     



    案内される時点で、



    どこかおかしさを感じていたかもしれない。



     



    椅子が、異常に、低い。



    背もたれが無いタイプ。



     



    奥のソファ席はまさかの工具置き場になっていて封鎖中。



    「ほうれん草」と書かれた段ボールの中に、新聞が大量に詰め込まれている。



     



    壁の時計は止まっている。



    天井のファンは音がするけど回っていない。



     



    メニューは、見開きのビニールファイル。



    字が手書き。ペンのインクが薄い。



     



    おすすめは「本日のブレンド」と「本日のモーニング(トースト・ゆで卵つき)」



     



    どうしてもピザトーストを食べたかったので、ブレンドとピザトーストを注文する。



    店主が「え?ピザトースト?」と聞き返す。



    その「え?」の声色には(朝のモーニングの時間なんだから、お得なモーニングにしとけや)といった念が込められているように思えた。



     



    別にいいじゃん。



    頼んだっていいじゃん。



    今日ビジュ悪いじゃん。



    テカテカのテーブルに写った自分のビジュが悪かった。



     



    コーヒーが届く。



    細かい傷がすごい銀のスプーン。



    受け皿が少し欠けている。



    ミルクを入れて、一口。



    ぬるかった。



     



    奥に座る常連らしき2人組。



    「昔の万引きはな、愛嬌があった!」



    という謎の会話をしていた。



    軽犯罪の愛嬌とは。



     



    入り口付近の女性2人組。



    「まず5人、会員になってもらうだけで、もう本当にタイパが全然違うの〜 普通に働いてるだけの時は無理だったんだけど、この仕事始めてから、推しのインライとかにも全部参加できるようになったし〜。ほんと最初だけだよ苦労するのは。親なら大丈夫だと思うから、契約必要なのは実質3人じゃない?」



    と明らかにマルチ商法の話をしている。



    熱心に頷く相手の女性。



    推し活のためとは言えダメだよ…と言いたいが、言えない。



     



    朝から暗い気持ちになる。



     



    ピザトーストが届く。



    この世には2種類のピザトーストがある。



    ソースが”ピザソースのもの”と”ケチャップのもの”の2種類である。



    前者がアタリ、後者がハズレと言えるだろう。



    後者だった。



     



    熱が足りずに、チーズの核部分が冷たい。



     



    万引き経験者がかじる、



    普通のトーストが妙に美味しそうに見えた。



     



    利尿作用が発生する。



    トイレまでの導線には、店主の私物らしきバランスボールと大量の紙袋。



    ダンジョン。



    足の小指を家具にぶつけて涙目。



     



    分厚いピザトーストを胃にぶち込む。



     



    帰り際、お会計は現金のみ。



    「お会計は現金のみ!」と、



    わざわざA4の白い紙に太マジックで殴り書きしたものが貼ってある。



    PayPayの類を恨んでるような思想が見える。



     



    入る時は気がつかなかったけど、



    ドアの鈴の音が、



    ガコガココと下駄で歩いてるみたいな音だった。



     



    でも、あなたは笑っていた。



    ああ、こういう日もあるよなって。



     



    友達に話すネタができたなって。



    ちょっとだけ人生が濃くなった気がした。



    ユーモアの、エスプレッソをありがとう。



    また来よう。



     



    夕方合流した友達から「紙タバコくさっ!」と言われてしまって、



    やっぱり次から換気のしっかりしてるいつもの喫茶店にしよっと誓った。



     



    “愛すべきバグ”を引き寄せるあなたの”星”に賞を贈ります。



     



    東京萬天堂・実樹



     



    ーーー



     



    逆に『アタリの喫茶店』の定義ってどんなものかありますか?



     



    僕は、シナモントーストがあると嬉しかったり、あとはレモネードもあるといいなぁ



    固いプリンを出してたら、最高。



    パンケーキじゃなくてホットケーキ表記だったら頼んじゃうな〜。



     



    『美術手帖』とか置いてあったら、わかんないのに手に取って、それっぽい過ごし方しちゃいますね〜。



     



    あたかも感性豊かな人間っぽく、振る舞いたいじゃん?w



     



    『アタリの喫茶店の定義』があればぜひ教えてください☕️



     



    [X]



    @miki_mantendo