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実樹の写メ日記

  • 第19回『実樹の禁断賞状?』
    実樹
    第19回『実樹の禁断賞状?』

    第19回『実樹の禁断賞状』



     



    2025年5月15日。



     



    東京萬天堂の偉大なる先輩。



    天馬さんが退店されました。



     



    自分の入店当初からトップに君臨され、長きにわたり、東京萬天堂のセンター「顔」としてご活躍されました。



     



    「東京萬天堂にはどんな人がいるんだろう?」と気になってくださった方が、まず天馬さんを知り、安心感と好奇心を抱き、そこから僕らにも視線を向けてくださる。



    目に見える部分だけではなく、僕らが受けてきた恩恵は数えきれません。



    心より、ありがとうございました。



     



    僕が「女風で働いてみようかなぁ」と思い立ったとき、皆さんと同じように、どんなお店があるのか、どんな人がセラピストとして働いているのかを調べました。



    すでにトップランカーとしてご活躍されていた天馬さんを見て、「こういう方が女風セラピストなんだな。だよね。僕には無理だな」と尻込みしたのを覚えています。



     



    「人生経験的に3カ月くらいやれれば充分」程度の意識で始めたのは、天馬さんをはじめとする諸先輩方の姿があまりに眩しく、恐れおののいた影響でした。



     



    なんやかんや今も続けられているのが不思議〜…というのは建前で。



    この環境のなかで、自分に与えられたものを武器にし、必死に考え、染まり、美学を持ち、それを体現できた部分もあり。



    なにより“運”にも恵まれて、これまでこの世界で生きてこられたのだと思います。



     



    長きにわたる、天馬さんと暁斗さんによる熾烈なトップ争いは、まさに雲の上の戦いでした。



    当時は最高位が[ダイヤモンドクラス]で、その枠もごくわずか。



    下から化け物同士の戦いを見守るように、僕もオーディエンスの一人として、毎月のランキング更新を楽しみにしていました。



     



    デビューしてから1年が経ち、天馬さん、暁斗さんに続いて自分の名前をランキングで見つけた時は、死ぬほど嬉しかった。



    「偉業を成し遂げた」と感じた瞬間でした。



     



    どんな世界、どんな業種にも過酷な部分はあると思います。



    女風の過酷さは、まさに“裸一貫”で、何も隠すことができません。



    源氏名とはいえ、この名前で否定されると、本当に胸の奥深くまで響きます。



    “存在そのもの”として、"男"として、"種"として、「良い」「悪い」をジャッジされ続ける。



    真剣にやればやるほど、緊張状態が続く日々です。



     



    そういった中で、長く活躍されるには、並々ならぬ努力と、確かな才能が必要です。



    風俗に対する価値観は人それぞれ大きく異なると思いますが、僕の視点から見て、天馬さんの在り方は、本当に素晴らしいものでした。



     



    よくあるナイトワーカー向けの、少し意地の悪い質問があります。



    「もし自分の子供が風俗で働くと言い出したらどうするか?」



     



    僕は、おそらく止めると思います。



    友人や家族に勧めることもありません。



    全力で、他の道を探すよう促すでしょう。



     



    けれど、それでもなお、“理解”はできます。



    そこに至るまでのプロセス、感覚、事情。



    人が他人を完全にコントロールすることはできません。



    それぞれが自分の流れに身を委ねて、ときに道理や倫理の枠を超えていく場面もある。



    もし大切な人が風俗で働くことになったとしても、僕はその背景ごと理解することができると思います。



    もちろん、風俗の話だけではなく。



     



    社会が呆れるような理由で泣いていたとしても、その涙を美しく思えます。



     



    そういった理解ができる自分になれたことは、この世界で生きてきたからこそ得られたものです。



    そして、そのことを、僕は誇りに思っています。



     



    自分よりもずっと長く、深くご活躍されていた天馬さんの中には、さらに強く、確かな誇りがあるはずだと想像します。



     



    こうしたお別れは、これまでも何度か経験してきました。



    尊敬する先輩や、頼れる後輩たちの退店や移籍を見送り、そのたびに寂しさを抱えてきました。



     



    そんな中でも、自分の入店当初からずっと現役で活躍されている天馬さんの存在は、ひとつの希望であり、指針でもありました。



     



    今回のお見送りは、本当に寂しいです。



     



    天馬ロスを感じている皆さまの心中も、お察し申し上げます。



    You have a bright future ahead of you.



     



    天馬さん。



    長きにわたるご活躍を称え、陰ながら、ここに表彰させていただきます。



     



    6年間、本当にお疲れさまでした。



    Bon voyage‼︎



     



    ご清栄を心よりお祈り申し上げます。



     



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    @miki_mantendo