実樹の写メ日記

第11回『実樹の禁断賞状』



 



2025年5月7日。



起きてます。



君も起きてますか？



 



へ〜。



 



朝なのか、深夜なのか、夢なのか、現実なのか。



 



時計だけが冷静に時を告げているこの世界で、



今朝もまた、1人の旅人が目を覚ましてたのですね。



 



この世の誰か1人にでても刺されば？



 



ーーー



 



表彰状「変な時間に寝て変な時間に目が覚めてしまった人へ」



 



あなたは、寝ようと思ったわけではなかった。



 



ちょっとだけ横になるつもりだったのです。



 



ネトフリの途中だったし、スマホも握ったままだったし…



まだ歯も磨いてなかった。



 



それなのに、気がつけば世界は一度終わっており…



そして始まっていた。



 



目覚めた時間、午前4:23。



部屋は真っ暗。胃は妙に空腹。心はざわざわ。



 



あなたは布団の中で天井を見つめながら、考えましたね？



 



「え、ここはどこ？」「今日って何曜日？」「誰のせい…？」



 



でも大丈夫。



その違和感、完全にあなたの日常です。



 



あなたは“寝たつもりがないのに寝ていた”天才。



そして“起きたつもりがないのに起きている”旅人。



 



社会的な規範なんて知ったこっちゃない。



あなたの体内時計は独自のタイムゾーンで動くひとつの惑星。



 



しかも、ここからまた寝るか、もう起きるか、



最も無意味な二択を迫られるのです。



 



何もしてないのに寝て、



何もしてないのに疲れてて、



何もしてないのに目覚める——それがあなた。



 



「変な時間に寝て変な時間に目が覚めてしまった人」あなたの、



時間軸を超越した生活と、自己管理の崩壊っぷりに、



愛と哀愁とちょっとの拍手を込めて、ここに賞します。



 



2025年5月7日



東京萬天堂・実樹



 



ーーー



 



もう一回寝たっていいし、



そのまま朝活ぶってコーヒー飲んでもいい。



ただ大事なのは、「別に何か間違ってるわけじゃない」ってことです。



 



人間だもの。寝落ちるし、起きちゃうし、地球も回る。



君はただ、ちょっとズレただけ。



それもまた、味わい深い生き様です。



 



次また変な時間に目覚めたら、



「これは宇宙からの呼び出しだ」って思って笑ってください。



 



もしかしたら、僕もその頃、たぶん起きてる。



寝不足くらいが色欲には丁度よかったりすると思う。



 



潔く堕落したもんがちだよ。



本当に。



無理しないでね☺️



 



［X］



@miki_mantendo