第73景『実樹のチ上の星』
2025年3月22日。
僕はマックのポテトが大好きなんですが、Lサイズが安くなった時にしか単体では買いません。
つい最近安くなってましてね、Lサイズ250円。
番号で呼ばれた後に、取りに行って、その時に「あ、ケチャップもお願いします」って言ったら、バングラデシュの方かな?みたいな外国人のスタッフさんにけむったい顔をされまして。
表情だけの舌打ちって感じですが。
申し訳なかったなーと思いながら、結局そのケチャップを使わないまま、Lサイズ食べきっちゃいそうになってて。
足りね~とか嘆いてて、また道を戻って買うような、そこまでするほどの食い意地は張れず(おやおや、僕が歩きながらポテトを頬張っていたのがバレましたね)
その時、ふと思ったんですよ。
「人間の髪の毛って揚げたらポテトみたいに食べられるんじゃないか?」って。
フライドヘアーですね。
原料は人の髪ですから、究極の自給自足になるのではなかろうかと。
もしも髪の毛を揚げて食する「フライドヘアー」が現在の酸辣湯(サンラータン)みたいな感じで流行るとしたら…美容室や理髪店の横に併設されるでしょうね。
美容室も増えていく一方ですから、カットとカラーだけではやっていけないような美容師さんは「フライドヘアー」に手を出すでしょうね。
でも、それってちょっと恥ずかしいことだったりして、例えば自分が高校1年生くらいの女子だとしたら、自分の家が美容室をやっていたとして、それだけでは経営が厳しいからということでお父さんが「フライドヘアー」をやり始めたら…これは口を利かなくなりますね。
フライドヘアーの原材料になる分、カットが安くなるから、なるべく安くカットしたいおじさんとか子供とかが切りに来るような場所になっちゃって、だから、家がそんなお店をやっているのが恥ずかしいというか。
クラスでも軽めにいじられるっていうか、あいつの家で髪切ったら揚げて食べられちゃうぞーみたいな。
仕方がないから、一緒になって、本当に最悪だよね~とか言って。
「くせっ毛の場合、オニオンリングみたいになってるからね!」とか悲しいボキャブラリーを発揮して、教室公認のジョークみたいな感じになっちゃって。
そんな空気感でも、片思い中のサッカー部の小野君はいじらないんですよね。
彼だけは笑ってない。
そういうところが好きなんですよ。
でも、何も小野君は優しいから、いじらなかった訳じゃなくて、彼のお家は貧乏だから、フライドヘアーが併設された美容室で安くカットを済ませてるから、笑えなかったんですね。
そんな彼がある日、自分の家に髪を切りにくるんですよ。
お父さんに髪の毛をカットされる小野君の姿を扉の隙間からじっと眺めて。
彼が帰った後に、お店の仕事を手伝うという名目で髪の毛を回収するんです。
深夜にこっそり、フライヤーを起動させて、小野君の髪の毛を揚げる。
マックのポテトができた時と同じ音が流れるんですよ。
お父さん、お母さん、ありがとうって初めて思う訳です。
塩も振らずに、食べる。
美味しい。
パリッとした小野君の髪の毛がのどを通って胃に入る。
小野君そのものを食べてるようでエッチな気持ちになるんです。
次の日、教室で小野君の刈られ過ぎたもみあげを眺めながら、心の中で(ご馳走様)って呟くんです。
エロいですね~。
女風の話を地上の世界でする時は気をつけてくださいね。
(女風楽しい!)って思っている方も多いと思うし(この素晴らしさを周りに伝えなければ!)と意気込みを持つ方もいると思うんですが、性的趣向は人それぞれですから、中には話題自体を嫌がるような方もいると思います。
傷ついたり、傷つけてしまう可能性があるセンシティブな世界です。
気をつけて欲しいなって思います。
僕個人としては、この世の誰よりも君の好奇心や枯渇に理解を示し、「こんなの墓場まで誰にも言えないわ」って思ってくれるくらい、の君の淫らな姿を引き出すつもりで。
頑張ります。
人間的な部分は「僕でよければ…」の気持ちで構えておきます。
まぁ何事も準備準備☺️
君の春は実樹の季節です〜✌️
実樹
@miki_mantendo
実樹の写メ日記
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