第29景『実樹のチ上の星』
2024年7月25日。
品のある街、品のある駅、双子のベビーカーに白と黒のポメラニアンを乗せて、散歩するマダムとすれ違いました‍
色だけで言えばダルメシアン一匹買った方が手っ取り早いんじゃないかって言うね⚪️⚫️
101匹わんちゃんならぬ108煩みきちゃんです
こんチワワ〜☀️ブルブル
日中猛暑過ぎてゆるやかな自殺って感じドープな気分に浸かれます
俺たちは太陽というドラックをキメている
今の日本ってガチで東南アジアですよね
東南アジアって言うと、何考えてるかわからない、おそらく仕事も何もしていない、日に焼けた男が、ただこっちをじっと見つめる熱帯夜の景色が浮かびます。
気候に沿った不穏さを身に纏って俺らもエンジョイしようぜぇ
家から一歩出たら熱波凄すぎて「上空をホウオウが飛んでるんか?」と思って空を見上げたらスズメバチが真っ直ぐに目を目掛けて飛んできましたww
大変な現実ポケモン(フィクション)のせいにしたくもなります⚪️
ポケモンで一番有名な"わざ"と言えばピカチュウの『10万ボルト』がお馴染みだと思うんですが、他にも色んな"わざ"がありますね〜⚡️
僕は人生の大事なことはすべてポケモンの"わざ"にあると言っても過言ではないと思っています
知らず知らずのうちに僕らが無意識に使ってる"わざ"も多いんですよね!
「ごめん遅刻しちゃって!会えて嬉しい!何する?楽しみ!どこ行く?コンビニ行く?そののコンビニいこっか!ローソンあったよ!セブンの方がいっか!セブンにするか!行こ行こ!
「え!?あ!?え!?え?…あ、うん…」
完全にこちらに非がある時でも相手に怒らせる間を与えない…『でんこうせっか』!!
「ストーリーで見たヤツじゃないと嫌だって言うから探し回って〜本当大変で」
「大変だね」
「この炎天下の中だよ?もう汗やばすぎて」
「汗やばそう」
「ようやく見つけたと思ったらサイズがなくて!」
「サイズなかったか」
「池袋の店舗にはあるかも知れないからそっちに行きたいとか言い出してさ〜」
「池袋!」
「あんたが痩せた方が早いんじゃないって思ったよねw」
「痩せた方が絶対早いねw」
女友達とのエピソードトークを邪魔せずに絶妙な相槌を入れることができる…『オウムがえし』!!
「そういえば!この前話してたアレどうなった?」
「この前話してたアレ?」
「そう!アレだよアレ!」
「えっと…アレだよねぇ…」
「待って…もしかして覚えてないの…?」
(喉仏ブシュッ‼︎)
「ちょ!なに自分で喉仏潰してるの」
「あえおえ!ああうお!(アレだよね!わかるよ!」
「ちょっ…無理して声出さなくていいから」
覚えていなかった失態を自らの身体にダメージを課すことで有耶無耶にする奥義…『すてみタックル』!!
「ちょ、このパテの瓶固くてあかな〜い」
「貸してみ(歯でガチャッ‼︎)」
「すご〜い!好き!」
瓶の蓋を開ける最後の手段…『ひっさつまえば』!!
「すご〜い!お風呂が光るよ!」
「ラブホだからね」
『あやしいひかり』!!
「泡風呂しよっと」
「さっきのフロントの人、態度悪くなかった?タメ口だし」
「昔だったらクレーム入れてたけど…まぁ、人によってその日のコンディションが良いとか悪いとかあるでしょ。あの人、明日は笑顔で接客できるといいね」
『まるくなる』!!
「…ねぇ、このホテルほんとに初めて?」
「そうだよ」
「ふーん…自動でWi-Fi繋がってるけどね」
『みやぶる』!!
「嘘じゃん」
「う、嘘じゃないよ」
「嘘つき、くそ、ゴミ、人間のクズ、非正規、地球に隕石がぶつかるとしても宇宙船に乗せてもらえない側の人間、家畜、下僕、フォロワー少なっ」
『ヘドロ爆弾」!!
「ねぇ聞いてんの?」
「…」
『ねむる』!!
「(窓をガラガラガラ)みなさーん!ここに最低の女風セラピストがいまーす!」
‍♂️「何が女風セラピストだ馬鹿野郎!」
‍「少子化の敵!引きずり回してやる!」
‍「私潔癖だから知らない人とか無理でーす!」
‍♀️「チヤホヤされて勘違いしてんじゃねーよ!」
「ロビーのお菓子取りすぎだよ!馬鹿野郎!」
「うぅ…」
『ふくろだたき』!!
「おい!わかってんのか(ビンタ)ごますなっつってんの!(ビンタ)」
「んぐっごぼっ」
『おうふくビンタ』!!
「(唇ブルブルブルブルフルブル」」
「その音やめて〜」
『いやな音』!!
「おい、おい、どりゃぁぁぁ!」
「ぐふっごほっおえぇぇぇぇっ」
『メガトンパンチ』!!
『メガトンキック』!!
『じごくぐるま』!!
「ここまでやらなくても…」
「あ?キレてんのか?キレてんのか?」
「…キレてないですよ☝️」
『ゆびをふる』!!
「(ぼわぁ)わ!かえんほうしゃ出た!」
「ちょ!何やってんの!」
「確認ボタンを…確認ボタンを…確認ボタンを…」
「わ!見て見て!入り口の自動精算の機械が燃えて、お金めっちゃ出てきてるよ!」
『ネコにこばん』!!
「そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!火が!火が!消火しないと!」
「あ!ほら!セクシー女優さんみたいにハイドロポンプ出ない?」
「出るかぁ!」
「まずいまずい!えーと、えーと………」
「…かなしばり、やめて!」
「リザードン助けてぇ!」
「水タイプに助け求めろよ!」
「ヤドン〜!」
「ヤドン頼りないな!…あいつ水タイプじゃねえぞ!」
「あ!ルージュラ!ふぶきで消して!」
「あれはフロントのおばちゃん!」
「もうダメだ〜」
「待って!お湯出しっぱなしだったから泡風呂の泡がすごいことになってる!バブルこうせん……も〜このホテルが泡風呂できるタイプの浴槽でよかったよ〜」
「ラッキー!たまごばくだん!」
「ったく〜」
「メロメロ?」
「はかいこうせん!」
半分冗談ですが人生のここぞって時は"すてみタックル"の精神で挑んでますw
夕立の匂い。
傘がなくとも雨に唄えばハッピーでしょ
実樹
@miki_mantendo
実樹の写メ日記
-
第29景『実樹のチ上の星?』実樹