第110号「MIKINOKIMI」
2023年10月23日、昨夜の夜中に書いたまま寝落ちた文章なので、君の夜中の楽しみにとっておいてもいいかもね
正直、今、目をパチクリパチクリ…そんな余裕ないけど、仕方ないから労ってあげるか
今日もおつかれさまでした☺️✨✨
僕は"夜中のテンション"ってのが嫌いじゃないので寝つきの悪い君のことは全肯定
眠れない夜は漆黒の闇を切り
中東からいらしたくたびれた店員さんの待つコンビニでカップヌードルにぬるめのお湯キメたる?
僕はもちろんチリトマト️
さけるチーズと合わせて食うとうめーんだな
3分待たねぇ!2分40秒で箸を突き刺すぜ
罪悪感きもちいぃ
前回"相互理解"というキーワードを用いたので、少し僕の話を聞いてくれ
子供の頃、クラスメイトを"イケナイアソビ"に誘うゆえ、保護者たちから危険人物認定されてる子供がいなかった?
僕それでしたww
5人組のいつものメンバーがいて、彼らを巻き込んで何かとやりすぎてた思い出があります
登っちゃダメなフェンスを「みんな!行くぞ!」と号令かけて登ったり♂️⚠️
「今日は行けるところまで自転車で走る!」っつって、そろそろ引き返そうと促す友達の助言を無視して、突き進み、案の定暗くなって帰れなくなり、親に迎えに来てもらったり♂️
通学路の工事現場の水たまりに「毎日おしっこして溜めよう!」って提案したのも、僕、工事現場のおっちゃんたちにバレて、しこたま怒られました♂️
「みんなで靴を片方ずつ交換しよう!」って提案して、それぞれの靴を片方だけ交換して家に帰った時が一番母さんに怒られた記憶なんだけど、なぜそれが一番怒ってたんだろ?もっとあるだろ
友達がめちゃくちゃ教育ママだったお母様に「実樹君と遊んじゃダメ」と忠告を受けてもなお、裏口から誘って一緒になって遊んでました
悪ガキとはまた違う感じで、不良認定されるような行為をする度胸はなかったというか、次の日の学校で武勇伝みたいに語りたくてひた走ってたんだと思うなぁ
女子にかまって欲しかったし
このように子供の頃から不合理な…本当に不合理なことばかりする…不毛少年でした
大きい括りで言えば、僕にとって"女風"ってのは、そんな感じの"誘い"なんですよねー!
僕の清らかな倫理観で言えば"イケナイアソビ"です
だから、あの頃のように、やっぱりワクワクするー
いつまでもラブホテルとか繁華街のことを"子供の頃のフェンスの向こう"って認識したいなぁって思います
"相互理解"なので、君にも君のことを僕に教えてもらわなきゃいけません。
名前とか自宅とか生年月日とかマイナンバーとかそういう個人情報って訳じゃないんです。
そんなんで喜んでるのは違うっす。
だって出逢った場所は"ここ"なので、そこじゃない。
僕だから話せる話が君にあって。
それを惜しみなく伝えてくれる信頼を勝ち取るために、まず僕が自分のことを精一杯語りかけてるような、そんな心理かも知れません。
ただ認知してもらうことが好きなのかも知れないけどね
君も"イケナイアソビ"してました?
お嬢様の君のことだからきっとこんな感じかなぁ
小学校からの帰り道。
生まれた頃から屋敷に仕える"爺や"の運転する黒いリムジンの後部座席に乗って、君は窓から夕陽を眺める。
今日はいつもの道が工事中で行き止まりだったので、いつもとは違う道を走っている。
生まれ育った町の非日常の景色にワクワクしている。
君は窓を開け"高速ですれ違うトラックの助手席の芝犬"のように、窓から身を乗り出し、丘の上を指差した。
「お嬢様、危ないですよ」
「ねぇ、爺や、あのお城はなに?」
「…あれは…お城ではありません」
「どう見てもお城じゃない。それに"ラブ♡キャッスル"って書いてあるわよ」
「確かにそうですが…困りましたねぇ…」
「この町に家より大きな家があるなんて知らなかったわ」
「あの城にお住まいの方はいないかと」
「人がいないってこと?」
「人はいるのですが…お住みになっている方はいらっしゃらないかと」
「もしかして野獣が住んでるの!?」
「いえ"ある意味野獣"はいるかも知れませんが…お嬢様が思い描くような野獣はおりません」
「とにかく気になるわ。あそこに寄ってちょうだい」
「それはできません」
「なぜ?人がいるなら挨拶に伺いたいわ」
「お嬢様が伺っても困ると思います。お取り込み中でご迷惑になるかと…」
「それだったら入り口まで。そうだ!隣の席のミキオくんはお城が好きみたいなの!彼を誘って後日伺うわ!」
「それはいけません!」
「なんでよ!」
「お嬢様は入ることができません」
「私にお城はふさわしくないってわけ?」
「お城はとてもお似合いですが、あのお城は…大人しか入ることができないのです」
「爺やはあのお城に入れるの?」
「私は…そうですねぇ…入ることは可能でございます」
「なによそれ…それだったら仕方がないわ。爺やが先に入って、私を呼び寄せてちょうだい」
「それはできません…!」
「お母様と爺やが先に入ってこっそり私をお城に入れてくれればいいじゃない」
「い、いけません!そのようなことはあり得ません!行くなら私一人です!」
「何よ!一人でお城を満喫しようってわけ!?私だってお城でミキオ君と遊びたいわよ!」
「…お嬢様。あのお城でミキオお坊ちゃまとお遊びになることは"イケナイアソビ"でございます」
「イケナイアソビ…」
「はい。お嬢様のイケナイオアソビを赦す訳にはいけません。ですがお嬢様、もう少し大きくなれば"イケナイアソビ"ではなく"タノシイアソビ"になるかも知れません」
「そうなの?どうすればお城で楽しく遊べるの?」
「それはお嬢様次第です。お嬢様がしっかりと成長なされた時にはタノシイアソビになるはずです」
「わかったわ。しっかり成長できるように頑張るわ。でも私一人じゃ不安だから、その時は爺やも来てね」
「お邪魔にならない程度には付き添わせて頂きます」
〜夕食どき〜
「やっぱりキャビアには納豆ね〜。キャビアをこんな雑に食べることのできる人生に満足だわ〜」
「お母様!今日はいつもと違う道を帰りましたの!そしたらお城があったの!」
「お城?どういうこと詳しく聞かせてちょうだい…」
〜翌朝〜
「爺や!爺や!」
「朝から何を騒いでるの?」
「爺やの姿が見えないの!もう出発の時間なのに…これじゃあ学校に遅刻してしまうわ」
「あぁ、あの爺やは昨日付けで辞めてもらったわ」
「え?」
「あなたによくないものを見せてしまったからね。今日からこの人が新しい爺やよ」
「よ、よ、よ、よろしゅくおねげぇしやす!!!げべっげべべべべ!!!」
「じぃや…うぅ…(涙)」
〜数年後〜
ブゥゥゥン
「今日ってお父さんお母さんいないんだっけ?」
「そうだよー」
「じゃあさ…泊まってもいい?」
「それってどういう意味…?」
「いや、その、そっちがもし良ければ…その…そういうこと…したいなっ…て」
「ミキオ君…私たちって付き合ってるのかな?」
「え?いやー、まー、その辺はまだあれなんじゃない?準備とかそういうのもあると思うし、まぁでもその前に相性とか確かめておいて、確かめておくことが逆に丁寧みたいな、そういう考えもあると言うかー」
「…まぁいいや。うちに泊まってもいいけど、そういうことするなら行きたいところがある」
「え、そうなの?どこ?」
「ラブキャッスル」
「子供の頃はここがラブホなんて思いもしなかったよなーw」
「そうだね」
「お願いしまーす」
「…お嬢様」
「…え?…爺や?」
「はい」
「爺や、爺やなの?」
「奥様に屋敷を追い出されて以来、いつかお嬢様がこの城にいらっしゃるかも知れないと思い、ずっと…お待ちしておりました」
「爺や…爺や!!!」
「えっと…どうする?休憩2時間でいいよね?」
「ミキオお坊ちゃまですね。立派に…なられましたか?」
「いや、まぁ、そうっすね…」
「ねぇ、爺や、私ねミキオ君と付き合ってる訳じゃないの」
「おやおや、それはイケナイアソビですね」
「そうなの。イケナイアソビなの」
「お嬢様に謝らなければなりません。実は私も奥様もイケナイアソビが大好きだったんです」
「そうなの?」
「ええ。ですから思う存分。どうぞごゆっくり」
「ミキオ君」
「は、はい」
「言っとくけど、野獣は私だからね?」
こんな感じかな
昨日と一昨日とお休み頂いたのですが、逆にお休みで消耗するみたいな
君と過ごす時間が思ったよりも日常、今の僕は君と廻ってます
萬天堂の畳であぐらかく選手権は第一位の自信ある❣️www
相変わらずのふてぶてしさで君をお招きするので遊びにおいで〜️
以上!
ボケたばあちゃんに女の子と間違われ続けた実樹でした
実樹
@miki_mantendo
実樹の写メ日記
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第110号「MIKINOKIMI?」実樹