vol.101『実樹のドZINE』
おはよう。
新しい朝。
今日もスタートだね。
有名人の自ら未来を止める訃報をみると「では、なぜ僕は生きながらえてるんだ?」って、そんなことを本気で考えがちです。
人それぞれ、どんな環境であっても、苦しい部分はあるものでしょう。
外から見て、どんなに幸せそうだったり、整えて思えても、本人が無理なら無理。
心は枯れる。
相手との距離が遠かろうが近かろうが憶測でしか辛さは把握できず、自分の感性や世界に置き換えて考えるしかなく。
本当に端的なニュースだけの情報だけでね、思っちゃう「そんな基準で世界から消えてしまうのなら僕は何もかもクリアしてなくて…」みたいな、なんだろ、混乱です混乱。
政治家の知らないおじさんがそれっぽくガイドラインみたいなの読み上げてたところで「うっせぇ」みたいな暴言は思い浮かぶし、はっきり言って僕はクソ・オブ・クソ、自ら道を外れてしまって邪道ばく進中だからなぁ。んで、そんな自己形容の言葉にかまけて、真っ黒な感情をヘリウムガスをぶっ刺した風船の如く、思い切り膨らませてます。
なんてことだ。
そんな鬱々とした思いを抱えてるくせに、僕はのうのうと平気な顔して小さいパックの野菜ジュースを飲み干しました。
紫のヤツ。紫一択。紫しか勝たん✌️
わざわざこんなことを言ってみたのは。
ちょっと似たような気持ちな人がいるかな?と思って。
ねー、僕ら、こんなんでも平気で生きてる。
表世界の綺麗な言葉で励まされて、綺麗な気持ちになれて、明日に向けて頑張れるなら、それはそれでいいし、それに越したことはない。
ま!あまりにも安直な表現で喜怒哀楽作ってる人を見ると「思考停止しすぎでは?」くらいにバカにしてまう反面
めちゃくちゃ羨ましいです。完全に敗北感からの妬みによる黒い感情だ。
ここを裏としましょう。裏街道。
なんせ性風俗の世界ですから。
あっけらかんと昼間の公園で叫べないので少しはアンダーグラウンドでしょう。
裏街道には裏街道の励ましになる流儀があって。
その流儀では、けったいな汚い感情を多少持とうがいいんです。
「さっさとくたばれ!」が「長生きしろよ!」の意味になる裏公道。
「僕なんかいつでもあの世にいってもいいけどな!」って叫んで「だよねw」って明らかに間違ってる声量で叫び返す。
意味のわからん言葉で意思の疎通をはかり。明るい気持ちになれる交遊録。
アイロニーに取り憑かれている僕はどうしてもそういう世界を自分の周りには作っちゃいたいって思ってしまうし、そんな照れのペンキがベチャベチャ塗りたくられてる空間をイケてるなって感じてます。
せっかく世の中を救いたいと闇の献金を貰いつつ最低限の社会貢献って感じで思って働いてるおじさんの注意喚起に「うっせぇ」って言うからには僕は僕なりにじゃあ何のために存在できるのか証明しなければならない。
なのでこの日記。
んー、まー、こうして僕の役割を"重たく"も扱えるし気が向かなきゃ"全く無視してぶん投げる"こともできるからやっぱり裏街道の流儀は最高…いやいや、僕は裏町の超健康優良不良優等生なので、僕と君が新しい朝を目指せるように頑張りたい。
涙降りしきる闇のような朝のことも愛せると言えたら、強くなれて生きてるの楽しいですから。
エロいことはシンプルでいいですよね。
快楽を得る実感は光のようで。
快感よりも実感。
刺激が足りなすぎると闇よりも恐ろしい退屈って概念が襲ってきますから。
怯える気持ちを僕は和らげて、君が勇んで快楽の実感に手を伸ばしてくれるように、そそのかしたい。
過激だからいいってわけじゃない。
誰と比べるでもなく、君が得た「コレ!」ってエロいヤツは君の人生においてとんでもない価値なので。
どれだけ大事にできるか、なのかな?って僕は思います。
一本じゃ足りなかった小さいパックの野菜ジュース。
二本目キメます。
もちろん紫✌️
【東京/横浜萬天堂】実樹/みき
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実樹の写メ日記
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