vol.27『実樹のドZINE』
「東京のシンボルは東京タワーだろ!何がスカイツリーだ!」って騒ぎ立ててたことは過去の話。
もちろん圧倒的に東京タワーの赤は僕らのシティライフへの高揚を絶妙に表してくれて最高だけど、てっぺんを取るシンボル・スカイツリーに対する愛着も増し、あの塔の月との近さ、相性の良さは、魅力的すぎる。年中十五夜。眺めるだけで僕らをシティうさぎに化かしてぴょんぴょん喜びで跳ねさせてしまう
ただスカイツリーに関するお土産がソラマチの1階に揃ってなかった!もっと充実させて。
されどシンボル、認めるよ。
『高輪ゲートウェイ』の場所の駅名が本当は『芝浜』だったところを無理やり捻じ曲げたおじさんたちのことはまだ認めてないよ。
忘れない。あれはおかしかったぞ。
もしかしたら、あの場所が『芝浜』になってる今とは違う世界線、パラレルワールドで懲りずに生きる僕は、この日記を書くこともないし、無印良品で新しいマッサージオイルやローズマリーのアロマオイルを買い揃えるような生活をしていないかも知れない。
言わば僕はエネルギー、君の気分や事情次第で必要か要らないか決まる存在。
厳しい夜がそばに寄ってきた日にはシュンとしてしまうこともある。
だけどね、例えば僕が大きな影響を受けた昔の文豪は大概な半生でそれらから着想を得て、後世に伝わる作品を描いてたりする事実を知った時に、僕は「うん。ありかも」と単純に元気になる、そんな陽文系(陽気な文系って意味なんだけど中国の偉人みたいになっちゃった)
君との可惜夜(あたらよ)または可惜昼『あたらんち)を形成するまでに至る。
祈るように唇を近づけるし、託すように指を這う。
絶対がないぶん憶測で何もかも決めなきゃいけない。忙しいよ。
エロい意思決定の連続に目が回るほどに夢中になりたい。いや、なるし、なってほしい。
何かが物足りなくて君が時間を割いてくれてる。
有限な時のなかで、カレンダーの1マスの"めっちゃ気持ちよくなれるかもしれないDAY"を思い切って僕に預けてくれているのだ。
この季節だし、とにかく"温度感"だけは絶対に心地よいゾーンからはみ出ぬように守るね。
話の温度感、肌の温度感、気持ちの温度感。
ザワザワしてしまう冬のピークの直前に暖炉を燃やすように実樹を斧で叩き割ってもらって構いません
…♀️♡♡♡…
人肌が旬。
君の心持ち勝手に解釈「わたしを好きー♡まで連れてって」うん。わかった。みきーが頑張ってロマンスの神様をゲレンデの上級者コースの上の方から突き飛ばしてきます。
どんなハプニングも笑って許してくれるよ。
ロマンスの神様なのだから。
ロマンスの神様の対義語「ディスタンスの死神」…言いたかっただけだけど、透明のアクリル板とか嫌だよねー。
ホテルには無いからよかったよかった。
しっかり気をつけつつ、触れる、弄る、弄ぶ、振れる。
【東京/横浜萬天堂】実樹/みき
Twitter @miki_mantendo
実樹の写メ日記
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vol.27『実樹のドZINE』実樹