会社に届くFAXって、ほとんどが不要な広告なのですが、
先日届いたこのFAXは思わず手に取って眺めてしまいました。
雑誌のタウンワーク無くなっちゃうんだ
僕が起業した頃(20年前)は、もうネット求人というものも幅を利かせていましたが、僕はまだ紙媒体で求人広告を出すことが多かったのですよね。その頃のネット求人は、若者がターゲットのサービスで(あくまで僕の印象なのですが)、僕の会社は、どちらかというと中高年の即戦力を必要としており、紙媒体で求人を出した方が効率が良かったのです。タウンワークには、とってもお世話になりました。anや新聞の折込など、他の求人媒体も試しましたが、タウンワークが一番応募が多く、良い人材を沢山採用できました☺️
僕がタウンワークを推していたのは、反響が良かったこともありますが、やはりリクルート社に馴染みがあったことが大きな理由でした。
僕は学生時代、バイト探しのためにフロムAを欠かさず購読していました。当時は、もうバブル景気は弾けた後でしたが、フロムAはかなり厚みがあり、これ一冊で様々なバイト先を探すことができました。週に2回(〽︎火〜火金金 火〜金金)発行だったので、常に新鮮な求人広告と出会う事ができ、僕のお小遣い稼ぎに大いに貢献してくれたのです。ありがとうありがとう政界を揺るがす大疑獄事件のこともあって、リクルート社はダーティーなイメージが強かったのですが、求人・求職に関して言えば、僕は絶大な信頼を置いていたのです。
※若い方はご存知ないであろうリクルート事件。簡単に言うと賄賂としてリクルートの関連会社の未公開株を多数の政治家にプレゼントした事件でして、戦後最大の贈収賄事件と言われるほど規模の大きい事件だったのです。あの頃は、連日報道されていたよなあ。
もうちょっと、フロムAの思い出を。
フロムAは単なるバイト雑誌と違い、コラムや投稿欄などの読者向けの誌面が充実していたのですよね。それも割とくだけた感じのとっつきやすい文体が多く、読む楽しみに溢れていました。インタビュー記事も面白かったし、セイシュンの食卓(皆さん覚えてます?)なんかは切り抜いてノートに貼ってスクラップしておりました。
あとページの端にちょっとしたネタ投稿欄があって(はみ出しYOUとPIAみたいなものですね)、その頃ラジオのハガキ職人を目指していた僕は(恥っずかしい〜)、腕試しに度々投稿しておりました。実は何回か掲載された事もありまして、フロムAのグッズ(バンドエイドとか消しゴムとかだったかな)を色々貰ったんだよなあ
雑誌の休刊、廃刊は珍しいことではありませんが、かつて隆盛を誇ったバイト誌の休刊は、ちょっと寂しいものがありますね
どーでもいい昔話でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございます‍♂️
霜月の写メ日記
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さよならタウンワーク?霜月