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霜月の写メ日記

  • とうとう恐れていたことが?
    霜月
    とうとう恐れていたことが?

    霜月と申します。



     



    とある平日の夕方、幹線道路を走行中のことでした。



    僕は割と規模の大きな交差点を右折しようとしておりました。右折矢印信号が点灯してからしばらく時間が経ち、そろそろ赤になるかなあというタイミング。行けるかどうか見極めが難しいところですが、前の車が進んだら、一緒に後をついて行こうと思っていました。



    そして前の車は、アウトかセーフか微妙なタイミングで交差点に進入しはじめました。後をついて行った僕は(停まっとけよ!)ギリギリアウトじゃね?というこれまた微妙なタイミングで交差点を通過しました。たちまち鳴り響くサイレン点滅する回転灯どう考えてもターゲットは僕



    ああ、やってしまった



    別に急いで進まなくてもよかったのになあ。



    後悔しても後の祭りです。



     



    さて、パトカーから出てきたのは、多分30代半ばの小柄で爽やかなメガネ男子萬天にはいないタイプかな?



    そのメガネ男子は爽やかな笑顔で、「今回は切符は切らないけど、信号は守ってね。これからは気をつけてね」と宣われました。ああ、良かった☺️結論から話してくれる人は大好きだ☺️



    そしてお約束の免許証と車検証の提示を求められます。免許証を確認しながら軽く本業の話とかも聞かれましたが、なぜか突然シリアスな表情になり



    「運転手さん……薬物とか持ってないですよね?」と、聞かれました。



    そんなコワいもの僕が持っているはずないでしょ。僕はお酒もタバコも嗜まないし、毎朝青汁を飲んでいるんだ❗️って言いかけたけど、ガマンしました。わざわざ言わなくていい事は言う必要がないのです。



    怪しげな風貌のせいなのか何なのか、疑惑を持たれてしまったため、カバンと車のトランクも見せることになりました。僕はカバンの中身を一つ一つ助手席に並べていきます。その間、部下と思しき若い巡査2名が車のトランクを開けて荷物チェックをはじめます。トランク散らかっててごめんよおちなみに2名とも長身でソフトな物腰のイケメンくん。萬天に入店したらゴールド以上にはなれそうだ



    イケメンくん、トランクに入れっぱなしの三脚とデジイチや交換レンズを見つけたみたいで「カメラやってるんですね♪」ってウキウキ声で話しかけてくれました。きみもカメラ好きなのかな?今度一緒に廃墟を撮りに行こうよ♪って言いたかったけど、そこまでは言う勇気がありませんでした



    さて、荷物チェックはまだまだ続き、カバンの他に本業で使う書類や衣類のポケット、座席の下やダッシュボードも隅々までお見せする羽目になりました。メガネ男子くんは、基本的には爽やかで色々雑談を振ってくるのだけど、時折笑顔が消えて「薬物持ってないですよね?」って相変わらず問い質してきます。せっかく和気藹々とした楽しい雰囲気になりそうなのに、きみは何故ぶち壊してしまうのだ?



    そうこうするうち荷物チェックはあらかた終わり、残るは後部座席の隅の黒い大きなトートバッグだけとなりました。バッグにはDisk Unionの大きなロゴマークが入っています。霜月ガールズの方はご存知でしょう。このバッグには、セラピ道具がギッシリ詰まっているのです。夢と希望が満載なのです。これ、見られるのヤダなあ



    でも疑惑を持たれている中、変に躊躇するのも何なので、僕はセラピバッグを見せることにします。



    いきなりオモチャ類や大量のフィンドムを見せたらビックリさせてしまうと思い、意を決して自分の身の上を明かしました。



     



    「実は僕、副業で性風俗の仕事をしておりまして…」



     



    するとメガネ男子は、本日一番の満面の笑みを浮かべて



     



    「ああ、ドライバーさんだったんですね♪」



     



    と、おっしゃいましたよ。



     



    「ええ、まあ…」



     



    と、曖昧な返事しかできませんでしたが、勿論心の中では、こう見えて僕はサービスを提供する側で、リピーターさんもたくさん掴んでいるのだよ‼️と叫んでいたのは言うまでもありません。



    まあ、別にわざわざ言わなくていいんですけどね。言ったところでお店やお客様にご迷惑を掛けてしまっては大変ですし。



     



    さてさて、各種オモチャ類やパウダー、マッサージオイルを淡々と助手席に並べていきます。オモチャの使い方を細かく説明したかったけどしませんでした。向こうも何も聞いてこなかったなあ。で、いつも持ち歩いているアロマディフューザーとアロマオイルも無言で並べていきます。



    するとメガネ男子は、またまた満面の笑みで



     



    「ああ!これだったのかあ!」



     



    と、おっしゃいましたよ。



    どうも、アロマオイルの香りが違法薬物の香りに近かったようなのです。



    オイルは小さなポーチに入れてカバンの奥底にしまってあったのに、どうしてその香りを嗅ぎ分けることができたのか。お巡りさんの嗅覚に驚かされました。あなた、どんな鼻してんの



     



    という事で無事に疑惑は晴れました。



    めでたしめでたし



     



    最後に、信号は守るように注意を受けて解散となりました。



    お巡りさん、お手数お掛けしてすみません。



     



    それにしても、見事な嗅覚だったなあ



    今思うと、あのメガネ男子くん、制服は着ていたけど、本職は警察犬なのだと思います。うん、絶対そうだよ。人間なわけないよ。



     



     



    そういえば、2年前にこんな短歌を詠んだ事がありました。



     



     



    「幅広く揃えたアイテム忍ばせて



    お願い今は職質しないで」



     



     



    大きな荷物を提げてラブホ街を歩いても、一度も職質なんかされた事ないのに、こんな形でカバンの中身を見られることになろうとは



     



    これを機に、新たな目標ができました。



     



    これからは、とにかく信号は守ります。



    (当たり前だよ)



    そして、ドライバーさんではなくセラピストに見られるように、ルックス面に磨きをかけていきます



    <html><body><p>霜月と申します。</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>とある平日の夕方、幹線道路を走行中のことでした。</p>



    <p>僕は割と規模の大きな交差点を右折しようとしておりました。右折矢印信号が点灯してからしばらく時間が経ち、そろそろ赤になるかなあというタイミング。行けるかどうか見極めが難しいところですが、前の車が進んだら、一緒に後をついて行こうと思っていました。</p>



    <p>そして前の車は、アウトかセーフか微妙なタイミングで交差点に進入しはじめました。後をついて行った僕は(停まっとけよ!)ギリギリアウトじゃね?というこれまた微妙なタイミングで交差点を通過しました。たちまち鳴り響くサイレン点滅する回転灯どう考えてもターゲットは僕</p>



    <p>ああ、やってしまった</p>



    <p>別に急いで進まなくてもよかったのになあ。</p>



    <p>後悔しても後の祭りです。</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>さて、パトカーから出てきたのは、多分30代半ばの小柄で爽やかなメガネ男子萬天にはいないタイプかな?</p>



    <p>そのメガネ男子は爽やかな笑顔で、「今回は切符は切らないけど、信号は守ってね。これからは気をつけてね」と宣われました。ああ、良かった☺️結論から話してくれる人は大好きだ☺️</p>



    <p>そしてお約束の免許証と車検証の提示を求められます。免許証を確認しながら軽く本業の話とかも聞かれましたが、なぜか突然シリアスな表情になり</p>



    <p>「運転手さん&hellip;&hellip;薬物とか持ってないですよね?」と、聞かれました。</p>



    <p>そんなコワいもの僕が持っているはずないでしょ。僕はお酒もタバコも嗜まないし、毎朝青汁を飲んでいるんだ❗️って言いかけたけど、ガマンしました。わざわざ言わなくていい事は言う必要がないのです。</p>



    <p>怪しげな風貌のせいなのか何なのか、疑惑を持たれてしまったため、カバンと車のトランクも見せることになりました。僕はカバンの中身を一つ一つ助手席に並べていきます。その間、部下と思しき若い巡査2名が車のトランクを開けて荷物チェックをはじめます。トランク散らかっててごめんよおちなみに2名とも長身でソフトな物腰のイケメンくん。萬天に入店したらゴールド以上にはなれそうだ</p>



    <p>イケメンくん、トランクに入れっぱなしの三脚とデジイチや交換レンズを見つけたみたいで「カメラやってるんですね♪」ってウキウキ声で話しかけてくれました。きみもカメラ好きなのかな?今度一緒に廃墟を撮りに行こうよ♪って言いたかったけど、そこまでは言う勇気がありませんでした</p>



    <p>さて、荷物チェックはまだまだ続き、カバンの他に本業で使う書類や衣類のポケット、座席の下やダッシュボードも隅々までお見せする羽目になりました。メガネ男子くんは、基本的には爽やかで色々雑談を振ってくるのだけど、時折笑顔が消えて「薬物持ってないですよね?」って相変わらず問い質してきます。せっかく和気藹々とした楽しい雰囲気になりそうなのに、きみは何故ぶち壊してしまうのだ?</p>



    <p>そうこうするうち荷物チェックはあらかた終わり、残るは後部座席の隅の黒い大きなトートバッグだけとなりました。バッグにはDisk Unionの大きなロゴマークが入っています。霜月ガールズの方はご存知でしょう。このバッグには、セラピ道具がギッシリ詰まっているのです。夢と希望が満載なのです。これ、見られるのヤダなあ</p>



    <p>でも疑惑を持たれている中、変に躊躇するのも何なので、僕はセラピバッグを見せることにします。</p>



    <p>いきなりオモチャ類や大量のフィンドムを見せたらビックリさせてしまうと思い、意を決して自分の身の上を明かしました。</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>「実は僕、副業で性風俗の仕事をしておりまして&hellip;」</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>するとメガネ男子は、本日一番の満面の笑みを浮かべて</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>「ああ、ドライバーさんだったんですね♪」</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>と、おっしゃいましたよ。</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>「ええ、まあ&hellip;」</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>と、曖昧な返事しかできませんでしたが、勿論心の中では、こう見えて僕はサービスを提供する側で、リピーターさんもたくさん掴んでいるのだよ‼️と叫んでいたのは言うまでもありません。</p>



    <p>まあ、別にわざわざ言わなくていいんですけどね。言ったところでお店やお客様にご迷惑を掛けてしまっては大変ですし。</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>さてさて、各種オモチャ類やパウダー、マッサージオイルを淡々と助手席に並べていきます。オモチャの使い方を細かく説明したかったけどしませんでした。向こうも何も聞いてこなかったなあ。で、いつも持ち歩いているアロマディフューザーとアロマオイルも無言で並べていきます。</p>



    <p>するとメガネ男子は、またまた満面の笑みで</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>「ああ!これだったのかあ!」</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>と、おっしゃいましたよ。</p>



    <p>どうも、アロマオイルの香りが違法薬物の香りに近かったようなのです。</p>



    <p>オイルは小さなポーチに入れてカバンの奥底にしまってあったのに、どうしてその香りを嗅ぎ分けることができたのか。お巡りさんの嗅覚に驚かされました。あなた、どんな鼻してんの</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>という事で無事に疑惑は晴れました。</p>



    <p>めでたしめでたし</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>最後に、信号は守るように注意を受けて解散となりました。</p>



    <p>お巡りさん、お手数お掛けしてすみません。</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>それにしても、見事な嗅覚だったなあ</p>



    <p>今思うと、あのメガネ男子くん、制服は着ていたけど、本職は警察犬なのだと思います。うん、絶対そうだよ。人間なわけないよ。</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>そういえば、2年前にこんな短歌を詠んだ事がありました。</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>「幅広く揃えたアイテム忍ばせて</p>



    <p>お願い今は職質しないで」</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>大きな荷物を提げてラブホ街を歩いても、一度も職質なんかされた事ないのに、こんな形でカバンの中身を見られることになろうとは</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>これを機に、新たな目標ができました。</p>



    <p>&nbsp;</p>



    <p>これからは、とにかく信号は守ります。</p>



    <p>(当たり前だよ)</p>



    <p>そして、ドライバーさんではなくセラピストに見られるように、ルックス面に磨きをかけていきます</p>

    </body></html>