本当の自分ってなんだろう?
そんなふうに悩んでた時期があって。
ある人の前では自然に笑えるのに、
別の場所では妙に気を張ってしまったり。
そういう自分に戸惑ってたんですよね。
でも、平野啓一郎さんの“分人主義”っていう考え方に出会って
なんだかすっと肩の力が抜けたんです。
服をTPOで変えるように、人との関係や場面によって
見せる自分が違うのは、むしろ自然なことなんだって。
どれが“本当の自分”かって悩むより、
どれも“本当の自分”なんだと思えたら、少し楽になれた気がします。
気分でファッションを楽しむみたいに、
そのときどきの自分も、自由に選んでいいんですよね。
そんなふうに思えるようになってから、人との時間も、自分との時間も少しだけ心地よくなりました
景の写メ日記
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どれも本当のあなた景