言葉を選ぶたびに<br />
誰にも伝わらない感情を<br />
ひとり、静かに抱えていたんだろう
誰かに見せるためじゃなく<br />
誰にも見つけられなかった心で<br />
君は、僕を見つけた
計算じゃない<br />
偶然でもない<br />
きっと、それは直感よりも深いなにか
そのキスは、合図だった<br />
触れただけで、理性がほどけて<br />
君の本能が“ここにいていい”って叫んでた
ギフテッドなんて言葉じゃ<br />
足りないよ<br />
君の感性は<br />
あまりに、まっすぐだったから
自由のある世界へ──<br />
心の奥底をさぐれば、<br />
本当はみんな、寂しさを抱えてるんだと思う
幻聴は夢の中<br />
木漏れ日は腕の中<br />
触れた温度が、過去を優しく塗り替えていく
きっとまた、すぐに会える<br />
理由なんてなくても、<br />
君の中に“僕”が残っていたら。
龍生の写メ日記
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木漏れ日の中のギフテッド龍生