こんばんは、海都です。
僕は西日本のとある県の出身ですが、梅雨の時期が異常に長かった記憶があります。
上京してから梅雨の季節を何度も経験していますが、梅雨入りしたと思ったらもう梅雨明けしていたみたいな感覚で、梅雨の期間がとても短く感じます。
西日本のある地方の方は分かるかもしれませんが、高校の授業は朝0時限なるものがあり、早朝から授業が始まりました。
高校を卒業して20年以上も経つのに、この時期、しとしとしつこい雨が降る中、雨具を着て自転車に乗り早朝の0時限を受けにいく、そんな毎日を思い出します。空はいつも雲がかかっていて薄い墨汁の色、高校生活は勉強勉強勉強でさながら墨汁の原液のよう。上京する事だけが唯一、蜷川実花の表現する極彩色のような明るさを持った希望でした。
東京の梅雨は地理的な要因もあり故郷の梅雨とは根本的に異なると思います。梅雨の期間が短いのも気象学的に説明がつくことでしょう。
ただそれ以外にも心情的な部分で東京の雨は軽やかである種の爽やかさを感じます。それは今が過去より充実している表れだと思います。
故郷で過ごした頃の梅雨は不透明な未来を案じ、不安定な思春期の心情そのものだったと思います。
今年の梅雨明けはもうそこまで来ています。
お気に入りの傘を携えて梅雨明け前の雨の日を楽しむ心の余裕を持ちたいものです。
さて、明日は久しぶりの出勤となります。
生憎の雨になりそうですが海都のご指名、どうぞ宜しくお願いいたします。
それではまた写メ日記でお会いしましょう。
海都
海都の写メ日記
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梅雨の時期に思うこと海都