企業研修などで一度は耳にした事があるかもしれない「傾聴」について。
研修中は、あー、人の話に耳を傾ける事ね。うん、いつもそうしてるし、自分は出来てるから問題ない、コミュニケーションも取れてるから研修自体無意味だよと思ってましたが、その認識が大きく間違ってたことに気づいたのはプロフでも書いた国家資格のスクーリングを受講した時。カウンセリングの練習を行うのですが、オブザーバーからフィードバックを受けた時、「海都さんは、お相手の方が気持ちや感情を示す言葉を発してるのにほぼ全てスルーされたのに気づいていますか」と指摘されました。いやいやいや、そんなはずはない。気持ちを汲むのは昔から得意な方だよ、とこの時点でも自分の至らなさを認められずにいました。カウンセリングを重ねるうちに、違うオブザーバーからもやはり同じような指摘を受け、あれ?なんかカウンセリングうまくいかないぞ、おかしいな?とここでやっと自分のスキルに疑問を持つようになったのです。
相手の気持ちに共感する、という能力は男性よりも女性の方が圧倒的に高いのは間違いないと思います。スクーリングでも男性受講者は軒並み苦戦していました。逆に、男性で共感力が高いと女性人気が高く、平たく言うとモテます。身の回りにいませんか?特段イケメンというわけでもないのにモテる男性が。きっと共通してるのは目の前の女性に対して気持ちや感情に寄り添う姿勢で接しているのではないかと考えます。
資格を取得する事は目標ではありましたが、副産物として「モテスキル=傾聴力」を磨けた事は大きな収穫となりました。
多くの男性は結論を急ぎ、アドバイスしたがります。ややもすれば私もそうなりがちです。自戒を込め、そして全てのセラピストさんがお客様の気持ちや感情を掬い取り、寄り添うような接客が出来れば、お客様だけでなく世の中の多くの女性が幸せな時間を過ごせることになると考えています。
マッサージスキルを磨き、傾聴力を磨き、やる事はまだまだ沢山ありますが多くのお客様にご満足頂ける時間を提供できるよう精進して参ります。
海都の写メ日記
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傾聴とは海都