ご新規様向けのイベントがまた始まるようで。
初めてで誰を指名するか、悩みますよね。
選び方の基準だなんて大袈裟な事を書くつもりはありませんが、僕が日記やプロフを書く上で気を付けている事を紹介するので、それが何か参考になるかもしれません。
僕が日記やプロフを書く上で意識しているのは「書くだけなら誰でも出来る」という事。
これは女風に限らず、マッチングアプリだろうが就職面接だろうが色んな事に当てはまる重要な考え方だと思う。
「脳イキさせるのが得意です!」
と実際に書いてみたが僕は脳イキなんてさせた事がない。
でも書くことは出来る。
ではこの一文に何の価値があるのだろうか?
僕がもし本当に脳イキをさせる事が出来るなら、脳イキさせる為に必要な手順や知識を紹介する。
あるいは脳イキしている現場の様子を鮮明に文章化する。
脳イキをさせた事がある人しか知り得ない「何か」を書き添える事で、ただ書いてるだけでなくて本当に出来るという事を証明しようとするだろう。
「書くだけなら誰でも出来る」
そこに説得力は無いのだ。
では逆に「その人にしか書けない文章」を書いたならば、それこそ説得力のある文章と言えるのではないか。
「その人にしか書けない文章」を追求した結果が、前回の「スーパーストロングマシーンについて3000字越えの長文を書く」という常軌を逸した日記になるわけだが…。
集客に繋がるかはともかく説得力はあったはずだ。
是非読んで欲しい。
優しいと言われたことがなくても「優しいって言われます」と書くことは出来る。
その人の何かしらの言動に対しての感想として優しいと言われているわけだから、僕だったらどういう状況で言われたのかを紹介する。
体型にコンプレックスがある方でも気にしません!ってそりゃ書くだけなら誰にでも書ける。
だからこそ僕は自分が元々太っていてコンプレックスがあったことを積極的に発信するようにしている。
同じコンプレックスを抱えていたからこそ、その劣等感や辛さをより近い位置で共感することが出来ると思っている。
見たことないけど「ぽっちゃりが好きです!」と言い切っている人がいたら説得力を感じるだろう。
スリムな人からの指名を捨ててまで書いてあるならば本当に好きなのだろうって伝わってくる。
それはそれでアプローチのかけ方としては有りだと思う。
特に何の+αもなくただ「体型気にしません」とだけ書かれていても、僕がユーザーだったら信用しない。
体型で差別して塩対応する人だって、まず間違いなくプロフ上では気にしませんって書いてるんだから何の意味もない。
説得力を持たせる為の「何か」が全く無いありがちな綺麗事を、ただ言葉の通り受け取るのは迂闊だと言わざるを得ない。
高橋一生に似てるって言われた事がなくても「高橋一生さんに似てるってよく言われます」と書くことは出来る。
でも口コミで高橋一生さんっぽいと書かれていればある程度は信頼してもいいかもしれない。
僕の2枚目のパン食べてる写真がけっこう高橋一生感あるみたいなんだけど、あれ見て決めたって人が何人かいるから参考にして。
女風初利用の方にもオススメですって書くだけ書いとけばいいのかもしれない。
どういう理由でオススメなのかはまるで分からないが、「書くだけなら誰でも出来る」のだから。
でも僕は自分自身の「納得」を優先させたいので、最初の内は書いてなかった。
僕は1/19からこの仕事を始めた。
そして2/4に5件目の口コミがついて新人期間が終了。
2/11にオイルマッサージの講習を受けて、その日の日記でこう書いてある。
「自分が新人マーク付いているうちは書くのを自重していましたが今ならば!言える!!女風利用が初めての方も大歓迎ですよ~」
初期の僕は女風初利用の方に対して何のアプローチもかけていなかったのだ。
「書くだけなら誰でも出来る」のだから、とりあえず書いとけばいいのに僕はそれを良しとしなかった。
でもそれはそうだ。
他店経験者やプライベートでの経験がよほど豊富というなら別だが、自分自身がまだ仕事始めたばかりで慣れてないのに、女風初利用の方に自分をお勧めするのは僕自身の「納得」が得られなかった。
この考え方こそ「誠実」というのではないだろうか。
自分の性格欄に「誠実」だなんて書いても何の意味も無いけれど、自分の考え方を文章化して、それを読んだ人が「誠実」だと感じたならば、それはとても価値のある本当の「誠実」だと思う。
でも僕はたぶんあまり誠実ではない。
さて、「初めての方も大歓迎」という同じ文章でも、ただ書かれているだけよりは、僕のように段階を踏んでから書かれている方が信用できるのではないだろうか。
読む側としては、集客目的で印象の良さそうな文章を並べているだけなのか、本当にその人の考えとして書いているのか、見極める必要がある。
ちなみに「女風初利用の方も大歓迎」の一文が無かった事が理由というわけでもないのだろうが、僕は新人期間中に初利用の方からの指名は1件も無かった。
例え集客に繋がる可能性のある一文であったとしても、自分が「納得」出来なければ書かないのが僕だ。
そりゃね、みんな指名が欲しいから。
自分を良く見せる為の発信をするよ。
だからこそ読む側は「書くだけなら誰でも出来る」という事を念頭に、どうせ集客の為の嘘でしょ?って疑いながら読む感覚があっていいと思う。
良い悪いの問題ではないのだ。
正しいとか間違っているとか、集客の観点で効果的であるかどうかという話でもない。
なので「優しいって言われます」「年齢や体型は気にしません」「誰に似てるか会った時に教えてください」「女性を癒すのが好きでセラピストになりました」「女風初利用の方も大歓迎」「数多くのセラピストの中から僕のページを見てくれてありがとうございます」あたりの文言はテンプレ化して100回見たことあるけど別にそれはそれで良いと思う。
ただ僕がユーザーだったら、それがその人の気持ちや思考によって書かれた文章なのか、なんとなく真似して書いただけなのか…、そういうところを見る。
もちろん後者が良くないと言うつもりもない。
人の真似をして当たり障りのない発信が出来るという事は、実際に会ってからもマニュアルに沿った無難な対応をしてくれる可能性が高いと解釈する事も出来る。
それを求めている人はそういう人を選ぶのが良いだろう。
結局のところは何を求めるか、相性による部分が大きいのだ。
自分の考えを、自分の言葉で、文章化することが出来る。
これはとても重要な事だ。
まるで自分に寄り添ってくれているかのような綺麗事に感銘を受けたとしても、そもそもそれはその人の言葉ではなく、ただの拾いものの文章かもしれない。
少し寂しい考え方ではあるが、全ての綺麗事に対して「指名欲しさに女性ウケ良さそうなこと適当に書いてるだけでしょ?」って警戒はした方が良い。
僕はひねくれ者だから、綺麗事は全て否定から入る。
あと、女風に何を求めるかは人それぞれだろうが、技術の高さを期待している方も多くいるだろう。
でも残念ながらプロフでテクニックの有無を判断するのは不可能だと僕は思う。
重要なことなのでもう一度書く。
プロフでテクの有無が分かるわけがない。
僕がプロフや日記を書く上で気を付けている事をつらつらと書いてみたが、ひねくれ者の考えなので参考にしてはならない。
そしてごちゃごちゃと書いてみたものの、これら全てを台無しにする選択基準が存在する。
それは「見た目が好み」という事だ。
見た目が良いからといって対応が雑でも満足できるというものではない。
だが見た目が良い事で許容できる範囲が広がるのは間違いないのだ。
顔が良けりゃこんな長文を書かずとも勝手に指名されるんだからやってられんよな。
なんか切なくなってきたので、ここらでもう終わりにしておこう。
肝心なこと書き忘れてたけど、ご新規様向けのイベントは僕も参加してます。
書くだけなら誰でも出来るので一応書いておくけれど、「女風初利用の方にも僕はオススメ」ですよ。
さて、これに説得力を見出せるかどうかは…あなた次第!!
あきらの写メ日記
-
猜疑に歪んだ暗い瞳がせせら笑うあきら