今年の夏は本業が多忙であったり、フェスでオールだったり、その合間にもうれしいことにお客様からの予約をいただいて施術デビューしたりと、とても充実していた日々を送っていたので、やっと日記を更新できますといった感じです。
では本題へ…↓↓
面接を終えて、託されたセラピスト道具セット(電マ・ディルドなど)の入ったGODIVAの紙袋を手に提げて電車に乗ると、早速研修の日程調整で女性講師の方から連絡が来ました。
今までこんな形でのやりとりをしたことがないので、まずどんなトーンの文章が正しいのか迷いました…。
混み合った電車の中、日程確認と返信メールの内容を暗中模索していると、気づけば電車の乗客数が少し少ないエリアまで来ていて、乗車席の一番端に座ることができました。
一連のメール返信を終えてスマホをしまい、少し周りをぼーっと見回していました。
向かいのシートの端にキャップを目深に被った50代後半のおじさん、その隣に20代の女の子、2人とも寝ているようでした。
最初はそんなふうにしか思っていなかったのですが、おじさんの眠り方が少し変で、やたら女の子の方に肘を曲げてからだに触れていたので、つい気になってしまいました。
でも女の子も気づかず寝ていて、幸いにも大きなバッグを膝の上に抱えていた為、肘と肘が当たっている程度だったし、おじさんもただ爆睡で体勢が崩れてしまっているだけなのかも…、思っていました。
しかしその数分後彼女は起きてスマホをいじり始めるのですが、おじさんはまだ眠りながらどうにか彼女のからだに肘を滑り込ませるようにこっくりこっくり(ここでさすがに寝たフリなのかなと思いました)するのですが、彼女もからだに触れられそうになるとそれとなく肘でおじさんのからだを反対側に押し返したりしているので、いよいよこれは痴漢なのではと訝しんだのです。
電車はどんどんローカルエリアに進んでいき、立ち乗りしている人も少なくなり、向かいに座っているHARUを遮るものがなく眼前で痴漢の攻防が繰り広げられています。
不思議なのはやんわり彼女に拒絶されているのに、めげずに寝たフリをしながら果敢におじさんはからだに触れようとヒートアップしてきているので、もうシートの端が0.5人分の隙間が空いてしまうくらい彼女の方にからだを寄せていて違和感ありまくり…。
とうとうおじさんも強行し始めてきてついに手をだらんとさせたフリをして彼女の膝を触り始めて、それを彼女は肘で払って、の繰り返しになってきたので、ついにHARUは向かいの彼女のバッグにトントンと指でノックして呼びかけて、HARUの席と彼女の席を交換する合図をしました。
HARUがおじさんの隣に座るやいなや、おじさんは体勢を整えてしばらくは寝たフリを続けていましたが、時折り起きてスマホを見たりして寝たフリを続けたりしていましたが、HARUの膝に手を乗せてくることは1ミリもありませんでした。
(激昂しておじさんが暴力振るってきたらどうしよう…、と一抹のドキドキはありましたが)
そして席を交換してから2駅くらいで女の子は無事降りて行きました。
いつもは傍観者になりがちな自分ですが、ああいった場面を目の当たりにしてしまうと衝動的に制すリアクションを取るんだと我ながらに驚いています。
でも、その時は痴漢からいたいけな女性を守ったつもりでいましたが、実はもしかすると女性がsnsで「〇〇線で〇〇時〇〇両目で痴漢待ってます」みたいなのを募ってたとしたら、HARUは余計なお世話をしてしまったのでは…、とぼんやりパラドックス的なことを考えたりもしてしまい、結果的にとてももやもやしたまま今に至ります。
それにしても、痴漢を目撃してそれを勇敢に助けた当の本人はGODIVAの紙袋に電マやディルドやローションを隠し持っているのだから、実際のところこの日記で出てきた登場人物の中で誰が一番ヤバい奴かというと分からなくなってくる次第です。
という、ちょっと長文でしたが面接帰りのお話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
HARUと話をしてみたいと思った方はぜひX(Twitter)のDMよりお気軽にメッセージをください
今年の夏は本業が多忙であったり、フェスでオールだったり、その合間にもうれしいことにお客様からの予約をいただいて施術デビューしたりと、とても充実していた日々を送っていたので、やっと日記を更新できますといった感じです。
では本題へ…↓↓
面接を終えて、託されたセラピスト道具セット(電マ・ディルドなど)の入ったGODIVAの紙袋を手に提げて電車に乗ると、早速研修の日程調整で女性講師の方から連絡が来ました。
今までこんな形でのやりとりをしたことがないので、まずどんなトーンの文章が正しいのか迷いました…。
混み合った電車の中、日程確認と返信メールの内容を暗中模索していると、気づけば電車の乗客数が少し少ないエリアまで来ていて、乗車席の一番端に座ることができました。
一連のメール返信を終えてスマホをしまい、少し周りをぼーっと見回していました。
向かいのシートの端にキャップを目深に被った50代後半のおじさん、その隣に20代の女の子、2人とも寝ているようでした。
最初はそんなふうにしか思っていなかったのですが、おじさんの眠り方が少し変で、やたら女の子の方に肘を曲げてからだに触れていたので、つい気になってしまいました。
でも女の子も気づかず寝ていて、幸いにも大きなバッグを膝の上に抱えていた為、肘と肘が当たっている程度だったし、おじさんもただ爆睡で体勢が崩れてしまっているだけなのかも…、思っていました。
しかしその数分後彼女は起きてスマホをいじり始めるのですが、おじさんはまだ眠りながらどうにか彼女のからだに肘を滑り込ませるようにこっくりこっくり(ここでさすがに寝たフリなのかなと思いました)するのですが、彼女もからだに触れられそうになるとそれとなく肘でおじさんのからだを反対側に押し返したりしているので、いよいよこれは痴漢なのではと訝しんだのです。
電車はどんどんローカルエリアに進んでいき、立ち乗りしている人も少なくなり、向かいに座っているHARUを遮るものがなく眼前で痴漢の攻防が繰り広げられています。
不思議なのはやんわり彼女に拒絶されているのに、めげずに寝たフリをしながら果敢におじさんはからだに触れようとヒートアップしてきているので、もうシートの端が0.5人分の隙間が空いてしまうくらい彼女の方にからだを寄せていて違和感ありまくり…。
とうとうおじさんも強行し始めてきてついに手をだらんとさせたフリをして彼女の膝を触り始めて、それを彼女は肘で払って、の繰り返しになってきたので、ついにHARUは向かいの彼女のバッグにトントンと指でノックして呼びかけて、HARUの席と彼女の席を交換する合図をしました。
HARUがおじさんの隣に座るやいなや、おじさんは体勢を整えてしばらくは寝たフリを続けていましたが、時折り起きてスマホを見たりして寝たフリを続けたりしていましたが、HARUの膝に手を乗せてくることは1ミリもありませんでした。
(激昂しておじさんが暴力振るってきたらどうしよう…、と一抹のドキドキはありましたが)
そして席を交換してから2駅くらいで女の子は無事降りて行きました。
いつもは傍観者になりがちな自分ですが、ああいった場面を目の当たりにしてしまうと衝動的に制すリアクションを取るんだと我ながらに驚いています。
でも、その時は痴漢からいたいけな女性を守ったつもりでいましたが、実はもしかすると女性がsnsで「〇〇線で〇〇時〇〇両目で痴漢待ってます」みたいなのを募ってたとしたら、HARUは余計なお世話をしてしまったのでは…、とぼんやりパラドックス的なことを考えたりもしてしまい、結果的にとてももやもやしたまま今に至ります。
それにしても、痴漢を目撃してそれを勇敢に助けた当の本人はGODIVAの紙袋に電マやディルドやローションを隠し持っているのだから、実際のところこの日記で出てきた登場人物の中で誰が一番ヤバい奴かというと分からなくなってくる次第です。
という、ちょっと長文でしたが面接帰りのお話でした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
HARUと話をしてみたいと思った方はぜひX(Twitter)のDMよりお気軽にメッセージをください