あけましておめでとうございます!今日から3日間はお正月特別企画!
<<家族の前でも読める>>超真面目な性の話をしていこうと思います!
初日は「性的指向と精神病」というトピックでお話を進めようと思います。
国際的な精神病の診断基準であるDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders (DSM)ではかつて、ホモセクシュアルは精神病とされていました。なんと、同性愛はかつて医学的に“異常”とされていた時代があったです(!)。しかし、1973年に刊行されたDSMの第3版では、ホモセクシャルを精神病から除外されました。時代と共に、これまで異常とされてきたものを、性の多様性として認め、病から外れたのです。
さて、それまでは異常として扱われていたにも関わらずどうして異常ではなくなったのでしょうか。
それは、同性を好きになるその当事者を問題とするのではなく、それに付随する身体的・社会的な苦痛に問題の本質があるとしたからです。例えば、同性愛者への差別によって、当事者の心が傷つけられたとします。このとき、悪いのは当事者ではなく周囲の人ではないでしょうか。このように「問題の本質は本人の性的指向ではなく、それを受け入れられない社会に問題があるのだ!」と、考え方が大きく変わったのです。
時は変わって現在、ホモセクシュアルが精神病から除外されて50年が経過しようとしています。現在、こうした性的マイノリティの問題は完全に解決したと言えるでしょうか。
残念ながら、未だに性的マイノリティへの差別は残ったままです。同性が好きなんだと告白した人がいたとき「それが特別不思議なことではない」と、皆が思える社会に変わっていけたら良いなあと思います。
みやびの写メ日記
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★家族の前でも読める★超真面目な女風セラピのブログ★~第一弾:性的指向と精神病~みやび