こんにちは空海です。
最近見たドキュメンタリー番組の話をします。
お話はまじめそうな映像ディレクターが
かつて好きだった海に潜り始めたことからスタートします。
彼は豊かな海を潜るうちに奇妙なものを発見します。
それは、いろんな種類の貝柄がくっついた塊
彼はその塊を観察していました。
観察していると突如、
その塊は形を崩し、黒い炭を吐いて
ピューンと去っていきました。
塊の正体はタコ。
この物語のヒロインです。
彼はタコに特別なものを感じ
その日以来、毎日会いにいきます。
彼はそのタコを彼女を呼び
彼女からも少しずつ信頼を寄せられていきます。
しかし、ある事をきっかけに
彼女は今まで住んでいた家を引っ越していきました。
彼は彼女に会いたい一心で行動を始めます。
彼女の好みそうなスポット、彼女の好きな食べものがある場所
彼女が夜型だと知ると、夜の海にライトを持って潜りに行く
一週間ほど続いたある日
熱意に打たれたのかのように彼女と再開を果たします。
昼間の太陽がさす浅瀬の海を一緒に泳ぎ、
心許しあい、彼女の吸盤にふれ、、、
最後の時まで彼女に添い遂げた男のドキュメンタリー。
人以外の生き物に恋することを通して
慈しみを持ち、生命に寄り添うことを考えさせられる作品でした。
オクトパスの神秘
読んでくれてありがとうございました。
新年度
今年も皆様にとって良き出会い
ファビュラスなモーメントが増えると嬉しいです。
ではでは。
