借りている畑は人里離れた山奥にあって、笹で覆われた未舗装の山道を四駆で走らなければ辿り着くことができません。
自分以外に人はいないけれど、そこは無数の生命を感じることができる場所で、光や風、小動物の声など様々なエネルギーが目や耳や肌を通り抜けていきます。
この贅沢なグラウンディング(体に溜まった余計な感情を大地に解放し、逆に大地からパワーをもらうこと)によって、私の心と体がエネルギーに満ち溢れていくのをありありと感じることができます。
最近読んでいる本に、世界中の人々が拝める「神」というのは「エネルギーを擬人化したもの」と書かれてあって、私は心の底から納得したのと同時に、エネルギーというのは全宇宙共通で愛と感謝から構成されているのではないかと考えました。
自然の中にいると、あらゆるエネルギーがあらゆる生命(植物・動物)に作用していて、それらが完璧なバランスを保ちながら循環していることがわかるからです。
この世は、言葉にできないほど、本当に素晴らしい世界だと思います。
人種で分けたり、国で分けたり、その形態を維持するために軍事を拡大していくというのはとても愚かなことだとしか思えません。
生きている限り、愛と感謝を生み出していきたいです。